11 票
著者 | 奥泉光 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784087475814 9784103912019 |
登録日 | 2001/06/14 |
リクエストNo. | 4409 |
リクエスト内容
1979年に起きた一人の若者の死。その状況と
原因をめぐって、それぞれの関係者が推理す
るその口から、また新たな物語が紡ぎ出され
ていく。懐古にふけっていたはずの彼等は、
いつしか自分たちで作り上げた迷宮に踏み
入っていく…。言葉によって構築される現実
の脆さとそこに潜む謎を描いて一気に読ま
投票コメント
全11件
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奥泉泉さんの“吾輩は猫である殺人事件”を最初に読んで、他の本も読みたくなり、調べているうちにノヴァーリスの引用ほか、数冊、興味のある本があるのですが、ぜひ読みたいのですが、なかなか、手に入らず、困っています。復刊と言うことは、もう廃刊になってしまったのでしょうが、ぜひ、復刊することを祈り、ぜひ、奥泉さんのその本を読んでみたいと思っています。よろしくお願いします。 (2003/03/15)GOOD!1
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『鳥類学者のファンタジア』で初めて奥泉光を知って、あまりの面白さにKOされた。その後、『吾輩は~』『グランド~』『石の~』『バナール~』『葦と~』と読み進めて今では完全に心酔している。GOOD!1
当然、この作家の本を全て読みたいと思うのだが、『ノヴァーリスの引用』が品切れだというではないか。そいつは困る。 (2002/09/30) -
奥泉光という作家に一貫する『現実の揺さぶり』というテーマは、GOOD!1
日本ではおそらく彼一人にしか扱えない。
そして、自明に見える現実を揺さぶることが小説家の使命と断言する
奥泉こそ、現代日本において読まれるべきテクスト生産者だと思う。
奥泉は日本の政治、宗教、文化、そして人間と人間の関係を
誰よりも鋭く批評している。 (2002/02/02) -
奥泉光の著書は(読んだ限りでは)どれもすばらしかったため、いま手に入らないものは「ノヴァーリスの引用」のみとなり、書評などによるとかなり面白そうでもあるため、復刊を強く望みます。また、なぜ文庫化されていないのかも不思議でなりません。 (2002/01/13)GOOD!1
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こんな本が出ていたとは知りませんでした。ノヴァーリスは卒論だったのです。しかも「夜の賛歌」Welcher lebendige, Sinnbegabte, liebt nicht....GOOD!1
コメントを読んで、ぜひ読んでみたいと思いました。復刊お願いします。 (2002/01/09)
読後レビュー
NEWS
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2004/03/19
『ノヴァ-リスの引用』販売開始しました! -
2001/06/14
『ノヴァーリスの引用』(奥泉光)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
あんな