18 票
著者 | 森忠明 |
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出版社 | 金の星 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784323005560 |
登録日 | 2008/04/26 |
リクエストNo. | 41935 |
リクエスト内容
小六の少年は悩んでいた。自分のルックスがパッとしないし、勉強も得意ではない。クラスメートからは「ドモリデブン」というあだ名でからかわれる。が、絵画の才能はとびぬけており、入選した作品が校内に飾ってあるのを眺めている時だけは心が和んだ。しかし、ある日その絵が撤去され行方不明に。また、遠足に行った先で、男子が投げた石が頭を直撃して、気絶。それがきっかけになり、息苦しい学校や家から離れて、自分一人で生きていこうと固く決意。しかし、小学生が雇ってもらえるはずもなく、ついにある作戦を遂行する。それは仮病を使って病院に入院し続けると言うものだった。その遂行中に、訪れるかけがえのない出会いと別れ。この少年はどう変わっていくのか…。
投票コメント
全18件
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NHK少年ドラマシリーズの原作だったこと。この作家の初期の作品だったこと。私の信頼する知友が、森忠明を知られざる「天才」だ、と評したこと。GOOD!1
ひとつ、復刊ドットコム様にお願い。この本に、別のリクエストが建てられています。せっかく同じ本なのに投票が分散されている事態は不合理です。統合していただけませんでしょうか。少しでも復刊の可能性が増えてほしいので。よろしくご検討ください。 (2022/12/14) -
小学生の時学校の図書室で借りてから、何度も何度も借りて読んでいました。自分が卒業してからは妹に頼んで借りてもらうほど大好きな本でした。 夢や希望にあふれている内容ではないけれど、さえない毎日をおくっている主人公が等身大で、自分に共感できるところが大きかったのかな? 主人公のまわりの登場人物たちもそれぞれ印象的でした。 児童文学ではありますが、大人になった今でも味わいのある名作だと思います。(同じタイトルのものがあり、そちらに投票しましたが、こちらの方がリクエスト数が多いので再度リクエストします。) (2015/04/26)GOOD!1
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今でも、いじめや、環境に適応できないで苦しんで居る子供たちにとって、何かをもたらしてくれる、時代を超えた良書だと思います。GOOD!1
大人になった今は、この本のあとがきが心に沁みます。
46回目の夏を、もう一度、この本を読んで過ごしたいと思います。 (2012/01/28) -
いつまでも読み継がれて欲しい一冊です。児童文学というジャンルに入る本書ですが「人間存在と制度」「個人と組織」という、普遍的な対立関係をテーマにしています。GOOD!1
本書は、そうした相克を乗り越えていく主人公の姿を丁寧に描き「学校だけがすべてではない」というメッセージを読者に伝えています。 (2011/07/01) -
むかし、NHKの少年ドラマシリーズで見ていました。当時、小学生で、親の死などがあり、大変悩んでいた時期でした。そのときこのドラマを見てすごく癒されたことが記憶に残っています。歌も印象的で、耳に残っています。GOOD!1
ぜひ、本で読んでみたいと思っています。
復刻を強く望んでいます。 (2010/02/23)
読後レビュー
NEWS
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2011/07/01
『きみはサヨナラ族か』が10票に到達しました。 -
2008/04/26
『きみはサヨナラ族か』(森忠明)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
renqing