56 票
| 著者 | 丹生谷貴志 | 
|---|---|
| 出版社 | 朝日出版社 | 
| ジャンル | 専門書 | 
| ISBNコード | 9784255840178 | 
| 登録日 | 2001/05/30 | 
| リクエストNo. | 4153 | 
投票コメント
全56件
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                        丹生谷貴志氏の仕事は、多くの思想輸入業者の批評とはGOOD!2
 一線を画している。フーコーやドウルーズの仕事を
 深く倫理の問題として思考しており、日本語の文学
 も共通の土壌にのせ、文学を非倫理としての倫理
 として捉えている。これは流行の思想家に見られない
 不易の側面を捉えており、その仕事の全貌が手に取りやすくなることは
 今後の文学思想の深化のために必ず寄与すると思う。 (2008/03/25)
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                        まだそれほどたくさん読んだことがあるわけじゃありませんが、丹生谷貴志というどう考えても極めて重要な書き手の多くの著作が、しかもその処女作が絶版状況という、現代日本文化の貧困化と出版一般の怠惰を密かに象徴するような事態を憂えて、是非とも復刊を希望致します。というか、遅れてきた丹生谷ファンとしてどうにか読みたいのです…。もっと言えばこれまで方々で書き散らされてきた(失礼)テクストを新たにまとめてどんどん本を出して頂きたい。よろしくお願いします。 (2006/10/16)GOOD!2
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                        何度読み返しても理解できない。ならば、気長に、長い間、手元に置いて読み続けたGOOD!1
 い。本のなかほどにある小説なのか、何かの引用なのかよく分からない文章があるの
 だが、あれは何なのだろう?不思議な本なのだ。狂っている、凄いエネルギーが魅力
 的だ。 (2005/05/23)
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                        「ニューアカ」「ポストモダン」「ポスト構造主義」・・・この異形の書物はそんな1980年代の喧騒のなかで公表された。しかし、この「物体」はいかなるレッテル張りとも無縁な時空を切り開いている。ニブヤタカシという精神-身体の律動が生み出した、これら言葉と文章と律動と休止と呟きと断言と放言と確言と・・・三段平衡の文章の流れに身を委ねることの至福・・・この「物体」は、哲学思想の営みがますます制度化し、専門化したこの時代に、再び未知の読者の前に姿を現わすよう定められている。 (2004/11/09)GOOD!1
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                        文庫化したりなどして、段組とフォントを大幅に変えてしまったら、GOOD!1
 それは原著への侵犯行為に近いものがあるでしょうが、かえって、
 そのほうが妙味が増すかもしれません。
 あえてクールダウンしていまさら読みたい1冊。 (2002/02/25)
読後レビュー
NEWS
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                            2001/05/30 
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