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パキスタンへ嫁に行く

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得票数 3

著者 わだあきこ
出版社 三一書房
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784380952814
登録日 2006/06/13
リクエストNo. 34242

リクエスト内容

当方、以前よりイスラム教より前の中東・中近東の宗教は、どういったものか、非常に興味があり、古書の蒐集に勉めて参りました。「孔雀王」と云う漫画に、クルド人が信仰するヤジーディー教の神話が掲載されていた事がキッカケでした。蒐集の結果、ミトラス教(山本書店)、キュベレとアッティス(新地書房)、マニ教とゾロアスター教(山川出版社)、グノーシスの神話(岩波書店・マンダ教の記述アリ)、コプト社会に暮らす(岩波新書)、サビアン占星術の卜書、つい先日、ヤジーディー教(誤って悪魔崇拝教と誤解)に関しては、「The Religious Order of the Yezidiz」及び「The Yezidiz and Their Customs」Isya Joseph 著に詳細な記述を発見しました。そんな中、アフガニスタン史の本に、20世紀初頭迄、神像崇拝を行っていたカフィリスタン(異教徒の地)と呼ばれた地があり、改宗によりヌリスタン(光の地)と改称されたと云う記述を見つけました。イスラム教が最も忌み嫌う偶像崇拝(文字が無かったので謎の宗教扱いであった)を、つい最近迄していたと云う歴史に驚きました。これこそ、かつてカーバ神殿に犇めいていたと云う偶像(ムハンマドにより全て破壊された)に繋がるものでしょうか。調べたところパキスタンの奥地の谷にカラーシャ族と云う少数民族(ヌリスタンの部族と同族)がいて、今も固有の精霊信仰を残し、しかもアレクサンダー大王東征軍の裔と言われているそうです。当書は、カラーシャ族の信仰・生活について(纏まった一冊の本として)紹介してある唯一の本です。イスラム教以外の中東の宗教・祭儀を紹介する本は、非常に少ないので貴重です。シルクロード関係の本を読んでも、紀元後の緒教については、あまり紹介されていません。というより、イスラム教以前のアラビアの偶像崇拝が無明時代として不明であったり、東ローマ帝国支配下のエジプト(グレゴローマン期末期・コプト直前)のバラナ(Ballana)残存古代信仰が、よく分からなかったりと云うのが原因の様です。回教以前ではありませんが、チベット仏教の中のボン教も興味深い。ちなみに当書は、品切れ状態?の様で、各ネット書店では扱っていないみたいです。余談ですが「パキスタン・カフィール地方の音楽」と云うCDも凄いです。

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投票コメント

全3件

  • 発起人さんの記述と、ヤジーディー教徒を対象とした今回のスンニ派のテロに関してこの宗教で検索をかけていた際に、この本の復刊に行き当たりました。 (2007/08/21)
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  • ちょっと興味あり。 (2006/06/13)
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  • 何故か司書の資格も無いのに、古書マニアと云う事からなのか、5月1日附で、図書館勤務となってしまいました。その図書館で、当書を読み、本当に良書なので、復刊を望みます。 (2006/06/13)
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NEWS

  • 2006/06/13
    『パキスタンへ嫁に行く』(わだあきこ)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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