5 票
著者 | 北大路魯山人 |
---|---|
出版社 | 五月書房 |
ジャンル | 実用書 |
ISBNコード | 9784772702683 |
登録日 | 2006/03/06 |
リクエストNo. | 32952 |
リクエスト内容
北大路魯山人が揮毫した楷書、行書、草書の三体による習字の手本帳。刊行当時、臨時国語調査会から発表されたばかりの常用漢字千九百六十一字が収められています。初版は和装本で大正13年に出版され、1977年に秦秀雄氏の序文つきで原本そのままに復刻されました。さらに、洋装本としても1980年(箱付き)、1996年(箱なし)に再版されています。判型は265mm×135mm。巻末に著者自身による結体法と、収載文字の一覧索引が付されています。
登録者の評価★★★★★★★★★★
投票コメント
全5件
-
まず序文がすばらしい。イヤになったら投げ出していいと言っている。もちろん、それから他のいろんな手本を複数ためしてみるのが良いと付け加えている。この辺、現代の書家が妙にだれそれの書がとこだわっている事についての当時あるいは未来への批判かも知れない。GOOD!1
実用性としては、ちょっと文字数が多いのが難点。しかし私は特に行書に注目する。現代日本の字体、および中国の簡体字が、実は行書をどのように略するかという、略し方の流儀の違いであることに気づかされる。この辺を学ぶのに極めて都合が良い。
文字の配列は部首・画数別になっている。当方所有の1977年版の索引も同様であるため、引きにくい。また索引の書体が現代の書体でないため、かなり面倒だ。現代書体ベースの部首、総画数、音訓別の索引が欲しいところだ。 (2011/01/30) -
いつでも手に入るようにして欲しい有用な書。山人弱冠40歳の揮毫ながら、書家による手本帳にはない芸術的な潤いがあり、生き生きとした運筆が素晴らしい。復刊の際は長年の使用に耐えるよう、箱を付けて頂きたいです。 (2006/03/06)GOOD!1
-
書を趣味としているためGOOD!0
練習帳として利用したいから。 (2010/11/09) -
魯山人に関する本は手に入る限り集めてきた。この本も是非とも入手したい。 (2009/10/07)GOOD!0
-
仕事上習字が必要になり習字に興味を持っていた所、たまたま行った温泉地の私設図書館においてあったのを見て非常に感銘を受けた為。 (2008/03/31)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2006/03/06
『常用漢字三體習字帖』(北大路魯山人)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ぷらぷら