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著者 | ヘルマン・ブロッホ著 入野田真右訳 |
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出版社 | 法政大学出版局 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784588000867 |
登録日 | 2005/04/19 |
リクエストNo. | 28764 |
リクエスト内容
二十世紀前半のドイツを代表する思想家、作家ヘルマン・ブロッホ(1886-1951)が、ヒトラーに象徴される現代の群衆迷妄・狂気の精神状況を〈ヨーロッパ価値崩壊理論〉によって解明する。新しい民主主義論を模索・提唱した代表作。(紀伊国屋HPより転載)
オーナー評価★★★★★★★★★★
■仕事の計画としての自伝
最初の諸経験(1905-1910)
実社会での仕事と戦時中の職務遂行(1910-1919)
価値論(1916-1928)
文学活動(1928-1936)
国際連盟の理論(1936-1937)
「ウェルギリウスの死」(1937-1940)
民主主義の理論(1938-1939)
「人間の都市」誌への国民経済に関する寄稿(1940)
群衆狂気理論(1939および1941)
1章 研究領域の範囲設定
2章 研究領域の前構造(予定条件の理論)
3章 固有の「場のエネルギー」(価値構築と価値破壊)
4章 付加的、方向を変える合理的力-歴史余論・迫害者の現象学・被迫害者の現象学
■歴史法則と自由意志
第1章 歴史法則がその効力を発揮するところには、いかなる自由意志も存在しえない
第2章 全くうつけた薄明状態にある人間は、自由な意志決定の能力を十分備えておらず、したがって歴史の諸法則に組み込まれてしまう
■民主主義はまだ存在するか
第一部 民主主義はまだ存在するか、なおも存在しうるか、まだ存在すべきだろうか
1.民主主義対全体主義-国家間の紛争か
2.民主主義対全体主義-経済紛争か
■現代の政治的状況
第1章
第2章 政治的奴隷化
第3章 経済的奴隷化
第4章 イデオロギー的奴隷化
第5章 全体主義
第6章
第7章 民主主義
第8章 紛争
※続きは掲示板に記載しました。
投票コメント
全1件
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ああ、ついにこの名著も品切れ。晦渋な評論集でありますが、図書館だけに閉じ込めてしまうのは惜しい。 (2005/04/19)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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群衆の心理 -その根源と新しい民主主義創出への模索 | 6,600円 | アマゾン |
NEWS
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2013/10/21
『群衆の心理:その根源と新しい民主主義創出への模索』販売開始しました! -
2005/04/19
『群衆の心理:その根源と新しい民主主義創出への模索』(ヘルマン・ブロッホ著 入野田真右訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎