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国語の建設




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得票数 5

著者 林武
出版社 講談社
ジャンル 専門書
登録日 2004/10/26
リクエストNo. 26591

リクエスト内容

洋画家として有名な林武(1896-1975)は、三代続いた国学者の家に生まれ、かねてより国語教育に関して、戦後導入された新仮名遣い、漢字制限に疑問を抱きつづけ、自身も旧仮名、旧字を用いるなど、本来の国語を取り戻すべく尽力しました。この本は氏が国語協議会会長を務めていた昭和46年に出版され、旧仮名、旧字のもつ本来の意味を説き、崩れている言葉遣いに警鐘を鳴らした書です。本文の表記はすべて旧仮名遣いによっています。

※目次にある「正仮名づかひ」とは私たちが普段言うところの旧仮名遣いのことを指します。
オーナー評価★★★★★★☆☆☆☆

【目次】
第一章
憂国の志士となった父 アーネスト・サトウとの親交 国学者としての曽祖父 良寛の歌を集めた祖父 科学と言霊学 父の教員時代 牛乳屋解説 「言文一致会」を始める 「国体政典」と「天日大道教典」 仮名づかひのこと

第二章
「日本語原学」について 「日本語原学」の「中心」思想 五十音について 五十音の音質原義 五十音活用法 語原の究明 助詞の語原 正仮名づかひ習得法

第三章
正仮名づかひはむづかしくない 不合理な「現代かなづかい」 棒引仮名づかひ 当用漢字ないないづくし 漢字はむづかしくない 漢字全廃の方針 国語公害 正しいものを教へる 言語は単なる道具ではない 正しさは慣習にある 美しい言葉、正しい言葉 中心論 伝統へかへる 国語問題協議会 同朋各位に訴へる

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投票コメント

全5件

  • 林武さんの著書を読んでおり、30年以上前の大学時代より、日本語(やまとことば)の音と意義、語原にとても関心があったので。
    例えば、「ひ(hi)」は、「ひえー!」がもとで、「日」「火」「冷える」という熱さや冷たさの感覚を表している音といったことなどなど。 (2017/12/06)
    GOOD!1
  • 日本語の語源、とりわけて言霊解釈からの林みかおみの考え方、理論を知りたい。以前に読んだことがあり、大変に参考になったが、今は持ち合わせていない。もし再販されたら、十数人に紹介し、学習会を開きたいと思っている。(当然今も出版されていると思い、検索したところ在庫なしと言うことで、驚いている次第。) (2005/08/13)
    GOOD!1
  • 林武の本をよんだばかりのところで、興味が湧いた。 (2009/08/05)
    GOOD!0
  • 読みたい。 (2005/12/04)
    GOOD!0
  • 本来の国語がどのようなものか、洋画家の視点から説いたユニークかつ貴重な書です。 (2004/10/26)
    GOOD!0

読後レビュー

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NEWS

  • 2004/10/26
    『国語の建設』(林武)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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