54 票
著者 | 佐々木マキ |
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出版社 | 青林堂 |
ジャンル | コミック・漫画 |
登録日 | 2004/09/18 |
リクエストNo. | 25973 |
リクエスト内容
約30年前に発行された鬼才のデビュー作。私は見開きの2ページしか見てませんが、丸くなってしまった最近の作風と違い、今見ても斬新なコマ絵/ネームの連続。これが未だに復刻されないのは、漫画界の損失です。作風は全然違うと思うけど、岡田史子が当時試みていた「規範の枠内(作風)からの脱却」へも相通ずるものがあると思います。
投票コメント
全53件
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こっちに投票していなかったので一票。GOOD!1
佐々木マキのイラストは絵本や児童書の挿画でよく目にしますが、知る人ぞ知る漫画の方はというと、読みたくとも読めないのが現状です。
夏目房之介の著書や長井勝一『「ガロ」編集長』で、ガロ時代の佐々木マキ作品を一部分だけ目にしたのですが、ほんの一部にも関わらずかなりの衝撃を受けました。あれから数年ほど経ちますが、佐々木作品復刊の報はなし。それそろ復刊されてもよい時期なのではないでしょうか?
強く復刊を望みます。 (2006/03/04) -
この頃の時代への興味が徐々に高まっているのではないか?GOOD!1
学生たちは、自分たちが立ち上がれないでいることに自覚がある。
しかし、時代のムードを考えたり、これまでの歴史を鑑みることで立ち上がることにモラトリアムをもっていると思う。
1960~70年代の熱い魂を必要としているのは、今では問題となってしまっている団塊の彼らではなく、若い人々である。
先の年代の作品群の中でも、ひときわ目を引くのが佐々木マキのマンガである。今日、彼女は、絵本作家として知られているが、若き頃はアヴァンギャルドなマンガ家として知られている。私は、部分のコマしか見ていないのだが、それだけでも絵(というかその発想)の持つパワーに魅かれずにはいられない。マンガが文化として世界的な市民権を得た今、その土台を作り上げた先人たちの作品が再評価されてもいいと思う。マンガの歴史を知る上でも佐々木マキの作品は、重要な位置にあると思う。 (2006/01/17) -
うみべのまちだけ読みました。ポップできもかわいい絵柄がつらつらと並べられ、それらはつぶやく。実に面白いなと思いました。本当に他にはないカンジ。でも1作読んだだけでは素直に感想出来ない状態にあります。他の作品も絶対みたいのに全くみつかりません。熱く復刊希望いたします。 (2005/08/11)GOOD!1
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30年前に発売されたきり(重版があったかは不明)なのと、GOOD!1
金を出せば買えないこともありませんが、高価であること、
購入できたとしても状態はかなり悪いこと、そして再刊されないことにはこの作品の存在自体が現在の若い読者に認知されないことです。佐々木マキは単なる絵本作家ではなかったことを知って欲しい。 (2004/09/18) -
先生がガロで漫画を描いていた事を最近知って、より一層興味を持ちました。是非読んでみたいです。 (2011/03/29)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/09/18
『佐々木マキ作品集』(佐々木マキ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
幽鬼