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家庭のなかの子ども 学校のなかの子ども

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著者 滝川 一廣
出版社 岩波書店
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784000028127
登録日 2004/09/08
リクエストNo. 25818

リクエスト内容

(表紙の裏より)
大人の知らない子どもの世界!子どもはいったいどのようにして大きくなるのだろうか。子どもたちが精神的に発達する場である家庭と学校をどう捉えたらよいのか。既存の家族論・学校論に飽き足りない練達の精神科医が、豊かな臨床経験に基づいて、その繊細な感性で受け止めた子どもたちの心の世界を鮮やかに描き上げた洞察的な現代教育論・養育論。

(帯より)
練達の精神科医が描き上げた子どもの「心の地図」
家族という性愛的な関係のなかで繰り広げられる精神のドラマ。そして不登校に典型的に現れる学校の失調現象。子どもはどうやって大人になっていくのだろうか―成長の姿を総合的に捉えた労作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
滝川 一廣
1947年生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。名古屋市立大学精神医学教室、岐阜精神病院を経て、1984年より名古屋市立児童福祉センター勤務。1995年より青木病院に勤務。愛知教育大学障害児教室教授を経て、現在、大正大学人間学部臨床心理学専攻教授。

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投票コメント

全4件

  • 前半の「家庭のなかの子ども」はフロイトの精神分析理論の本質を捉えたものである。「性愛」というものが持つ人間にとっての意味をここまで緻密に、しかもみずみずしく描いた論を私は知らない。これが後の氏の自閉症論の出発点となっている。後半は不登校増加の原因をデータ分析を積み重ねながら明快に説明したものである。今でこそ他の論者も似たような主張をするのを目にするが、この時点でそこまで見抜いていたことは驚きと言うほかない。このような本が絶版と言うのはまさに不幸である。 (2008/04/07)
    GOOD!1
  • 本書には,著者の子ども理解の核心が含まれており,特にこの著者のフロイトの理論の理解を読むにあたっては,まさに目から鱗,今までの自分のフロイト理解がいかに浅薄であったかを思い知らされました。
    この著者は、一般的にはあまり知られていないものの、知る人ぞ知るすごい方です(あの木村敏先生、中井久夫先生に直接学んだ方です)。この著者の著作は非常に少ないので、本書は貴重な単著です。ぜひ広く読まれることを望む一冊です。できれば岩波現代文庫で再刊していただけると,手に取りやすくなって良いのではないかと思います。本書はそれほどに広く読まれる価値があり,この本が広く知られないのはあまりにももったいない。正直,これほどのものは滅多に世に出ない名著の中の名著と言えるものだと,猛烈に主張したいと思います。 (2004/09/08)
    GOOD!1
  • いい本だから。 (2011/03/26)
    GOOD!0
  • 教育論でも「洞察的」なら読んでみたいです。 (2004/09/08)
    GOOD!0

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NEWS

  • 2004/09/08
    『家庭のなかの子ども 学校のなかの子ども』(滝川 一廣)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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