9 票
著者 | 原暉之 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480854865 |
登録日 | 2004/07/21 |
リクエストNo. | 25075 |
リクエスト内容
革命の波に洗われるシベリア。
干渉・侵略から無惨に敗れた日本軍。
新資料を駆使して歴史の闇に埋もれたシベリア出兵の実相に迫る。
布告なしに戦端を開き、厖大な人員と戦費を注ぎ込みながら抵抗闘争と国際的非難の中で撤退したこの戦争は、現代日本の歴史に重要な意味をもっている。
この戦争から何を学び何を学ばなかったのか。
投票コメント
全9件
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シベリア出兵に至る国際情勢、ロシア革命と対ソ干渉戦争の経緯、チェコスロヴァキア軍団事件に関する情勢、等、非常に詳しく記載されており、この分野の基本書として非常に価値の高い書籍であると思われます。ぜひ、復刊していただきたいと思います。 (2010/01/27)GOOD!1
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20世紀初頭の大事件、ロシア革命を激しく憎悪した日本の支配層は、圧倒的大兵力を派遣し、もっとも奥地まで進出し、かつ最後まで撤兵しなかった。シベリア出兵、干渉戦争と現地では呼ばれるこの侵略行為は、国内では深く知られないまま現在に至っている。GOOD!1
この本は、とりわけシベリア出兵の初期、中期の事実関係に詳しい。出兵目的の不明瞭さも手伝って、頻発した住民虐殺などの事件にも、触れている。
15年戦争の前史としてのシベリア出兵は、その動機として極東ロシアを日本の支配下におき、日本海を内海化する戦略意図を秘めていた。無残な、その失敗を教訓とすることなく、戦争への道を歩み続けた日本。
今一度私たち一人ひとりが振り返るべき歴史であると考える。復刊を強く希望する。 (ひしのの満ちゃん) (2009/05/15) -
手堅い研究成果です。復刊を期待します。 (2016/12/03)GOOD!0
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シベリア出兵に関する資料はとても少なく貴重な、歴史的にも価値が高い。 (2016/07/10)GOOD!0
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長く読まれるべき良書だと思います。 (2009/10/06)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/07/21
『シベリア出兵―革命と干渉 1917~1922』(原暉之)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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m.m@kanagawa