ひしのの満ちゃんさんのページ 復刊リクエスト投票 シベリア出兵―革命と干渉 1917~1922 【著者】原暉之 20世紀初頭の大事件、ロシア革命を激しく憎悪した日本の支配層は、圧倒的大兵力を派遣し、もっとも奥地まで進出し、かつ最後まで撤兵しなかった。シベリア出兵、干渉戦争と現地では呼ばれるこの侵略行為は、国内では深く知られないまま現在に至っている。 この本は、とりわけシベリア出兵の初期、中期の事実関係に詳しい。出兵目的の不明瞭さも手伝って、頻発した住民虐殺などの事件にも、触れている。 15年戦争の前史としてのシベリア出兵は、その動機として極東ロシアを日本の支配下におき、日本海を内海化する戦略意図を秘めていた。無残な、その失敗を教訓とすることなく、戦争への道を歩み続けた日本。 今一度私たち一人ひとりが振り返るべき歴史であると考える。復刊を強く希望する。 (ひしのの満ちゃん)(2009/05/15)
復刊リクエスト投票
シベリア出兵―革命と干渉 1917~1922
【著者】原暉之
この本は、とりわけシベリア出兵の初期、中期の事実関係に詳しい。出兵目的の不明瞭さも手伝って、頻発した住民虐殺などの事件にも、触れている。
15年戦争の前史としてのシベリア出兵は、その動機として極東ロシアを日本の支配下におき、日本海を内海化する戦略意図を秘めていた。無残な、その失敗を教訓とすることなく、戦争への道を歩み続けた日本。
今一度私たち一人ひとりが振り返るべき歴史であると考える。復刊を強く希望する。 (ひしのの満ちゃん)(2009/05/15)