15 票
著者 | 杉本治 |
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出版社 | 青春出版社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784413021142 |
登録日 | 2003/11/01 |
リクエストNo. | 20491 |
リクエスト内容
昭和60年、小学5年生、十一歳という若さで横浜市金沢区の高層団地から
飛び下り自殺した杉本治君が遺した日記、詩、作文などを綴った本。
小5とは思えない、文章の力強さ、表現力。
治君の死(詩)が、現代の私達に問いかけることは、大きいと思うのだが、
絶版ではそれもできない。なので是非復刊されて欲しい。多くの人に読まれ
るべき作品というのはおそらくこういうものだと思う。
投票コメント
全15件
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わたしは杉本君と同じ小学校、同じ学年でした。あの当時の衝撃を今でも覚えています。事件の2日前、彼と学校の廊下ですれ違いました。まさかあんなことが起きるなんて誰も思っていなかったはず…。GOOD!4
事件の知らせを受けたのは、わたしが小学校のグランドで野球の練習をしているときでした。一人また一人…彼と同じクラスの子たちが集まってきて…。
その後しばらくはワイドショーの取材で大人たちが学校を取り囲み、外で遊ぶのは避けていた記憶があります。
わたし自身、大人になって忘れかけていたあの事件…教育関係の仕事に就いているというのに…自分自身が情けない。
あの小学校は先日、統合のため閉校となりました。
しかし、現在を生きるこどもたちのためにも、決して忘れ去ってはならないと思います。 (2006/08/30) -
当時学生だった時、読みました。今でも大切に保管しています。GOOD!3
悩める学生や大人たちにも読んで欲しい本です。人生の根源的な疑問が詰まっています。大人になることがすなわち人生の答えを見つけることではないのだと改めて思い起こされます。 (2011/09/25) -
杉本君が転校する前の小学校の同級生でした。GOOD!3
転校前の学校にも、わたしの当時の担任のところにも
マスコミがやってきたのを覚えています。
足が速くて、頭もよくて、詩人で
休み時間には、ちいさな升目のノートに小さい字で
小説を書いていた姿を今でもはっきり覚えています。
転校後には手紙のやりとりだけで、再会することはできませんでした。
杉本君がわずかな時間のなかで遺したものを
多くの人に読んでもらいたいと思います。 (2010/06/01) -
生前の彼を良く知る者です。GOOD!3
あれから私も社会人になり、結婚し、親になりました。
そして今、彼の思いを大人と子供、両方の立場で理解できたような気がします。
決して彼の死を無駄にしてほしくない。
多くの人に彼の遺稿を読んでもらいたい。
そのためにも、復刊を強く希望します。 (2008/02/08) -
授業で杉本治くんのことを知って、彼の詩や作文を読んで感動し、彼のことについてとても知りたいと思いました。こんなに才能に溢れた子どもが自ら命を断たなければいけないなんて、と、教育についても関心があります。 (2006/07/02)GOOD!2
読後レビュー
NEWS
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2003/11/01
『マー先のバカ』(杉本治)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
はっすらー☆