14 票
著者 | レオノーラ・カリントン |
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出版社 | 月刊ペン社 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2003/08/05 |
リクエストNo. | 18510 |
リクエスト内容
シュールリアリズムの画家・小説家として波乱の生涯を送った女性の短編集。
童話と悪夢とが一体化したかのような世界。奇病に冒された隣家の夫婦が100匹の白兎を飼っているという「白兎」、どこかルイス・キャロルも連想する「王宮からの命令書」ほか"シュールな"場面設定と悪夢のような異様な雰囲気がしっかり盛られています。
収録作:
「うぶな娘」「恐怖の館」「卵形の顔の貴婦人」「愛人」「王宮からの命令書」「姉妹」「白兎」
「待っている人」「七頭目の馬」「「美妙な死体」の物語」「中性の人」「石の扉」
投票コメント
全13件
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妖精文庫亡き後、一部の短編は「恐怖の館」(工作社)に再録されましたが、こちらのタイトルストーリー「「美妙な死体」の物語」はじめ数編は埋もれたまま。なにより、あの熱い中編「石の扉」が読めない状態になっているのは辛い事です。復刊を希望します。 (2005/03/08)GOOD!1
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訳がわからないという人もいますが、正しくシュールリアリズム小説。ストーリーに拘泥する人は駄目かもしれませんが、異様な光景と雰囲気の場面設定は抜群です。GOOD!1
面白い、変わった小説が好きな人にもっと広まって欲しいので。 (2003/08/05) -
彼女の魅惑的な画に惹かれました。他にも読みたく思い、投票いたします。 (2010/01/28)GOOD!0
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ようせいぶんこぉ (2009/11/20)GOOD!0
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タイトルに惹かれました。 (2007/03/22)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2003/08/05
『「美妙な死体」の物語』(レオノーラ・カリントン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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餌に熊