4 票
| 著者 | ジェイ・マキナニー | 
|---|---|
| 出版社 | 新潮社 | 
| ジャンル | 文芸書 | 
| ISBNコード | 9784102348024 9784105205034 | 
| 登録日 | 2002/12/10 | 
| リクエストNo. | 13725 | 
リクエスト内容
『男たちを信じられないってのは、わかるよ。それに家族っていうのはもともと嘘から始まってるし、二人の人間が信頼し合えるなんて馬鹿げた考えに基づいてるんだからね。だけどよ、友だちを除いたら、いったいこの世で誰をあてにできるっていうの?あたしの辞書ではそういうことになってるんだ』
江國香織の「ホリーガーデン」にも登場した、アリスンのセリフ。
主人公のアリスンはとうとう二十歳になってしまうニューヨークで暮らす女の子で、ドラッグとセックスにどっぷり浸かっている。だけど、パーティーの後でも、演劇のクラスのためなら月曜の朝に起きられるようになったし、どうしよう、夢中になれる恋にも出会ってしまった。最高の気分は長く続かないけど・・・
なんて、陳腐に思えるけれど、このスピード感。この研ぎ澄まされたセリフの数々。マキナニーの鮮やかな手並みをとくと味わえる。宮本美智子訳が秀逸。
投票コメント
全4件
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                        「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」(高橋源一郎訳)をブックオフで見つけて買って読んでから、またマキナニーの作品が読みたいと思ってブックオフを探していたらこの本に出会いました。感心したのは、マキナニー氏は男性ですが、少女の気持ちによく感情移入できていますね。僕も男なので詳しくはわかりませんが、悩める年頃の少女の気持ちを見事に捕らえているように思われます。この本は、1994年で出版終了していますが、復刊してほしい本のうちの1冊です。 (2007/05/14)GOOD!1
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                        読みたくてずっと探していたとき、ひょんなところで見つけました。なんで絶版になるの!と怒りたくなるほど、面白くて、読み始めたら止まらなかった。絶対に、当時の帯と宣伝文句が間違っていたにちがいないと思ってますが、この話を要約することは本当にむずかしい。ひとつだけ。読んでいて胸が痛くなるなんて、ずいぶん味わっていない感情でした。ぜひ、多くの人にヴィヴィットなまま、読んでほしいです。 (2002/12/10)GOOD!1
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                        私も江国さんの小説で知りました (2010/10/01)GOOD!0
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                        正直言ってこの作品はマキナニーの小説の中ではいまいちだと思うのですが、マキナニーの小説が好きなので彼の小説は全て復刊してほしいです。 (2010/04/29)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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                            2002/12/10 
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