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復刊投票コメント一覧(人気順)

偏微分方程式論 ― 基礎から展開へ (数学レクチャーノート 基礎編)

投票コメント

全7件

  • 本書はフーリエ解析、超関数論、ソボレフ空間、関数解析など現代的な偏微分方程式の解析手法の入門から始め、非線形シュレディンガー方程式の初期値問題の局所的・大域的可解性および定在波解の安定性の理論を解説している。この本の主題である非線形分散型方程式は近年の偏微分方程式研究の中でも最も盛んに研究されている分野の一つであり、本書は日本語で読むことのできるこの分野の入門書としてはほぼ唯一のものである。さらに予備知識もほとんど課すことのないよう配慮され、そのためこの分野に興味をもつ学部4年生や修士課程の学生が読むのに適している。このような良書が絶版の状態にあるのは非常に残念なことと思う。 (2018/07/22)
    GOOD!3
  • 偏微分方程式の現代的な解法が簡潔に纏まっており、なおかつ大変読み応えのある本。基本的な事項が補足として纏められていて、初心者にも理解しやすいよう配慮がなされているのもうれしい。このようなスタイルの教科書が少ない中、本書の価値は非常に高いと思われる。 (2011/08/01)
    GOOD!2
  • 偏微分方程式を学ぶために基本的な事項であるフーリエ解析、関数解析、超関数論がまとめてある。また、対称減少再配分が書かれている貴重な本でもある。5章では非線形シュレディンガー方程式の定在波解の安定性が議論されている。このトピックスは、2023年度に解析学賞を受賞された太田雅人先生の研究テーマであり、2024年度の学会では受賞講演がなされた。その時の座長がこの本の著者である堤誉志雄先生である。このような理由からこの本の持つ重要性は今後ますます増えることは自明であるにもかかわらず、在庫切れが長く続き、amazonで非常に高値で取引されている状態である。学部4年生から大学院生に読んで欲しい本です。 (2024/03/22)
    GOOD!1
  • この本が絶版?

    絶望だよ。 (2016/08/18)
    GOOD!1
  • この3月で定年退職される堤先生の偏微分方程式論の授業を受講しておりましたが、やっぱり先生の著書も購入したいと思い、また堤先生の著書は今後の学生のためにも残していくべきだと思い、復刊を希望します。 (2022/03/15)
    GOOD!0
  • すっきりまとまっていて偏微分方程式を本格的に勉強し始めるときにとても使える本だと思うから。 (2019/10/29)
    GOOD!0
  • 偏微分方程式論の定番的良書。 (2013/06/21)
    GOOD!0

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