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復刊投票コメント一覧(人気順)

わが夢の女

投票コメント

全7件

  • 「イタリア人は陽気であけっぴろげ」という公式イメージがあるとすれば、「見栄っぱりで人間関係に敏感」というのがイタリア人の本質。みんながある異常なものを目撃しているのに、変人と思われるのがイヤでそのことを誰も言い出せず、見て見ぬふりををしているうちに、とんでもない大惨事になってしまう…といったようなパターンは、ボンテンペルリ、ブッツァーティ、チェーヴァ、ピランデッロなどによく見受けられます。その中でもボンテンペルリは、多くを心得た大人の眼でモダニスムのオブラートにくるんだ心地よい小品(ポール・モーランに似ている)をたくさん書きましたね。この本はそんな短編を満載しています。マイベストは「瞑想の機械」「恋人のように」「バーで会った男」「海の寛大さ」です。
    因みに、「信じやすい少女の心」がフィリップ・K・ディックのある短編にそっくりで、ビックリすること請け合いです。書かれたのは、もちろんボンテンペルリのほうが先です。 (2003/08/29)
    GOOD!1
  • 読巧者森毅が『ちくま文学の森』編集に参加することで日の目を見た、イタリアの未来派でファシスト作家の奇想作品。少部数の配本だったのか書店からすぐに消えたようです。誰にでも薦められるというわけでもないが、こういった本が書店で購入できるのは何か愉快な気がする。 (2003/08/28)
    GOOD!1
  • ぜひ読みたい。 (2008/10/02)
    GOOD!0
  • 読んでみたいです。 (2006/11/12)
    GOOD!0
  • どの話も興味を引かれます。 (2006/10/21)
    GOOD!0
  • 図書館で借りて読みましたが、ぜひとも手元において読み返したいです。
    いかにも「イタリアっぽい」荒唐無稽さにあふれています。 (2006/09/29)
    GOOD!0
  • 絶版だと知って、いまいち納得できず投票。
    『ちくま文学の森』で著者を知ったクチだが、
    ぱっと読んだだけで忘れないくらい印象深く、どこか陽気。
    また売ってくれないものだろうか。 (2004/03/03)
    GOOD!0

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