復刊投票コメント一覧
社会学と人類学 全2巻
全81件
マルセル=モースの機能構造主義的視点は、純粋にフランス社会学派の祖であり、またモースの叔父であるエミール=デュルケームから引き継いだ点が多い。ただ、デュルケムからの脱却があるという。それは、デュルケムがサン=シモン、コントから引き継いだ産業社会の機能を重視し、これを人類の最終的形態であるとする視点である。そうして構造を着眼点として重視したモースの研究手法は、人類学にファン=へネップやオランダ構造主義と共にレヴィ=ストロースの構造主義人類学に先行する要素を多分に含んでいる。それ故、レヴィ=ストロースに与えた影響は大きくレヴィ=ストロース自身もそれを認めており、この重要性は捨てきれない。
それ故、再刊もしくは復刊が望ましい。
2009/01/24
マルセル=モースの機能構造主義的視点は、純粋にフランス社会学派の祖であり、またモースの叔父であるエミール=デュルケームから引き継いだ点が多い。ただ、デュルケムからの脱却があるという。それは、デュルケムがサン=シモン、コントから引き継いだ産業社会の機能を重視し、これを人類の最終的形態であるとする視点である。そうして構造を着眼点として重視したモースの研究手法は、人類学にファン=へネップやオランダ構造主義と共にレヴィ=ストロースの構造主義人類学に先行する要素を多分に含んでいる。それ故、レヴィ=ストロースに与えた影響は大きくレヴィ=ストロース自身もそれを認めており、この重要性は捨てきれない。
それ故、再刊もしくは復刊が望ましい。
2009/01/24