こももさんの公開ページ レビュー一覧 公開ページTOPへ レビュー パンドラ 完全版 後編 <明智抄名作選 3> 明智抄 良かった! とにかく、続きが読めて嬉しかった! 新書版の「パンドラ」を読んでから幾年、続きがあるのかないのかもわからないような状態が続いていたので、最終話が読めて本当に嬉しかったです。やっぱり、大好きだなぁ…と改めて思ったり。読み切り2編も懐かしく、明智先生の世界に浸る時間の幸せをかみしめました。(2018/09/05) こたくんとおひるね 1巻 国樹由香 幸福 漫画家ご夫妻と愛犬の日々が描かれています。犬のこたくんがクールなので、主に愛情を表現するのは人間側になるようですが、読んでいると2人と一匹の間には愛が溢れてるなぁと感じます。こたくんが可愛いのはもちろんですが、ご夫妻の睦まじさも素敵で、とても幸福な気持ちになる本です。(2017/03/02) 新美南吉童話大全 新美南吉 南吉さんのお話 色々なお話が読みやすくまとめてあると思います。より深く広く、ということになると物足りないと思いますが、例えば1冊の絵本等から興味を持った後で、入門編から深入り編(?)へ誘うような役割を果たしてくれるのではないかと思いました。(2016/08/20) サボテン姫とイグアナ王子 清原なつの 夢のロマンス ふわふわでとげとげの夢を見ているような感じで、清原先生の作品はいつも、優しくて甘いのに、シビアで痛い。ハッピーエンドで良かったなと思います。(2016/02/25) 二人の交響詩全2巻 小室しげ子 夢とロマン♡ 18世紀フランスの貴族社会が舞台なので、ドレスにフリルにお花と(強く美しい男性も!)、愛らしく華やかな絵柄と合わせて憧れの世界でした。時代ものでは、身分違いや血筋家柄…みたいなトラブルがよく出てきますが、名作と言われる少女漫画は、安易に今の価値観を持ち込んだりせず、当時の状況に合わせて無意味な差別や争いを解決していて、この作品もそうだと思います。素直にハッピーエンドを楽しめる物語です。(2015/04/19) のらくろ自叙伝 田河水泡 変わらないもの 実のところのらくろとは全然世代が違うので、考え方や価値観などに、共通しない部分は多いのだろうと思います。それなのに、なぜか共感出来る。読んでいて、ちょっと幸せな気分とか、あったかい気持ちとか味わえる。これはやはり、のらくろはじめ登場人物の魅力、ひいては田河先生の大いなる力だと思うのです。人として大事なことは、そう簡単に時代に流されるものではないですよね。(2014/09/24) お母さんが読んで聞かせるお話 A 、B 富本一枝、 藤城清治 幸せな思い出 幼い頃、寝る前に布団の中で弟と一緒に聞いていました。絵もお話も楽しくて、文字が読めるようになる前に文章を覚えてしまうくらい、何度も読んでもらっていたようです。お話の中に歌やおまじないの言葉が出てくるものも多く、父と母で歌のメロディーが違ったり、呪文を一緒に唱えたり、って子供にはほんとに面白いことでした。しみだらけになってしまいましたが、今でも大切な2冊です。(2014/04/14) 毎日のセレモニー <明智抄名作選 1> 明智抄 奥が深い… 明智先生の作品はどれも不思議な読後感を残してくれます。まだ10代、花とゆめを読んでいたころに出会ったのですが、「何かへんな話…」としか言いようがなく、面白いか面白くないかもわからないような、それでいて妙に惹きつけられたりして。雑誌の作品を何度も読み返すのに、単行本はほとんど買わないという、ファンなのかファンでないのか?という関係でした。その後先生の作品の舞台も変わり、こちらも30代を越えきって…という今、この「毎日のセレモニー」のように、主人公の年齢が高めの作品などは特に味わい深く、改めて作品の魅力を噛みしめてます。(2013/11/19) お登勢(正・続) 船山馨 美しい話です とにかくお登勢が美しいと思いました。そのまっすぐで正直な生き方は美しすぎて、日々いじけたりひがんだりすねたり…の身には眩しすぎるのですが、嫌じゃないのです。素直に憧れ、素直に励まされる、そんな小説でした。(2012/12/16) クマさんの四季 和田慎二 あたたかいです いわゆる思春期というのでしょうか、十代前半の鬱々とした日々を過ごしていた頃に読んで、励まされました。(2012/08/02)
レビュー
パンドラ 完全版 後編 <明智抄名作選 3>
明智抄
良かった!
とにかく、続きが読めて嬉しかった! 新書版の「パンドラ」を読んでから幾年、続きがあるのかないのかもわからないような状態が続いていたので、最終話が読めて本当に嬉しかったです。やっぱり、大好きだなぁ…と改めて思ったり。読み切り2編も懐かしく、明智先生の世界に浸る時間の幸せをかみしめました。(2018/09/05)
こたくんとおひるね 1巻
国樹由香
幸福
漫画家ご夫妻と愛犬の日々が描かれています。犬のこたくんがクールなので、主に愛情を表現するのは人間側になるようですが、読んでいると2人と一匹の間には愛が溢れてるなぁと感じます。こたくんが可愛いのはもちろんですが、ご夫妻の睦まじさも素敵で、とても幸福な気持ちになる本です。(2017/03/02)
新美南吉童話大全
新美南吉
南吉さんのお話
色々なお話が読みやすくまとめてあると思います。より深く広く、ということになると物足りないと思いますが、例えば1冊の絵本等から興味を持った後で、入門編から深入り編(?)へ誘うような役割を果たしてくれるのではないかと思いました。(2016/08/20)
サボテン姫とイグアナ王子
清原なつの
夢のロマンス
ふわふわでとげとげの夢を見ているような感じで、清原先生の作品はいつも、優しくて甘いのに、シビアで痛い。ハッピーエンドで良かったなと思います。(2016/02/25)
二人の交響詩全2巻
小室しげ子
夢とロマン♡
18世紀フランスの貴族社会が舞台なので、ドレスにフリルにお花と(強く美しい男性も!)、愛らしく華やかな絵柄と合わせて憧れの世界でした。時代ものでは、身分違いや血筋家柄…みたいなトラブルがよく出てきますが、名作と言われる少女漫画は、安易に今の価値観を持ち込んだりせず、当時の状況に合わせて無意味な差別や争いを解決していて、この作品もそうだと思います。素直にハッピーエンドを楽しめる物語です。(2015/04/19)
のらくろ自叙伝
田河水泡
変わらないもの
実のところのらくろとは全然世代が違うので、考え方や価値観などに、共通しない部分は多いのだろうと思います。それなのに、なぜか共感出来る。読んでいて、ちょっと幸せな気分とか、あったかい気持ちとか味わえる。これはやはり、のらくろはじめ登場人物の魅力、ひいては田河先生の大いなる力だと思うのです。人として大事なことは、そう簡単に時代に流されるものではないですよね。(2014/09/24)
お母さんが読んで聞かせるお話 A 、B
富本一枝、 藤城清治
幸せな思い出
幼い頃、寝る前に布団の中で弟と一緒に聞いていました。絵もお話も楽しくて、文字が読めるようになる前に文章を覚えてしまうくらい、何度も読んでもらっていたようです。お話の中に歌やおまじないの言葉が出てくるものも多く、父と母で歌のメロディーが違ったり、呪文を一緒に唱えたり、って子供にはほんとに面白いことでした。しみだらけになってしまいましたが、今でも大切な2冊です。(2014/04/14)
毎日のセレモニー <明智抄名作選 1>
明智抄
奥が深い…
明智先生の作品はどれも不思議な読後感を残してくれます。まだ10代、花とゆめを読んでいたころに出会ったのですが、「何かへんな話…」としか言いようがなく、面白いか面白くないかもわからないような、それでいて妙に惹きつけられたりして。雑誌の作品を何度も読み返すのに、単行本はほとんど買わないという、ファンなのかファンでないのか?という関係でした。その後先生の作品の舞台も変わり、こちらも30代を越えきって…という今、この「毎日のセレモニー」のように、主人公の年齢が高めの作品などは特に味わい深く、改めて作品の魅力を噛みしめてます。(2013/11/19)
お登勢(正・続)
船山馨
美しい話です
とにかくお登勢が美しいと思いました。そのまっすぐで正直な生き方は美しすぎて、日々いじけたりひがんだりすねたり…の身には眩しすぎるのですが、嫌じゃないのです。素直に憧れ、素直に励まされる、そんな小説でした。(2012/12/16)
クマさんの四季
和田慎二
あたたかいです
いわゆる思春期というのでしょうか、十代前半の鬱々とした日々を過ごしていた頃に読んで、励まされました。(2012/08/02)