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ニャンチさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧

復刊リクエスト投票

  • 優良児的青春を殺虫する毒薬に関する狂気の考察

    【著者】岸田淳平

    書誌入れときます。
    四六判。234頁+1頁(ノンブルなし)
    1972年1月15日初版発行 立風書房刊
    定価480円
    コメント:表紙奥付を除き、読点のない全ページ手書き文字による文章が続く。
    1970年代初頭の、学生全共闘運動の敗北感のあった混沌の世相にたまさか出現したエネルギーに満ちた書。その毒気にあてられた者も多かったという。(2024/04/13)
  • 聖婚 古代シュメールの信仰・神話・儀礼

    【著者】S・N・クレーマー

    古代オリエント文明でのヒエロス・ガモスについて解説するもっともよい文献である。(2013/10/19)
  • 斎藤秀三郎伝 -その生涯と業績-

    【著者】大村喜吉

    書誌入れときます。
    吾妻書房1960年10月31日刊。四六版。上製貼函入り。紺のクロス装。ビニール・カヴァー。543頁+4。
    最近この書の絶版状態を補う書が出ました。
    『英語天才 斎藤秀三郎―英語教育再生のために、今あらためて業績を辿る』日外アソシエーツ (2011/03)。340頁。4998円。
    内容(「BOOK」データベースより)
    明治大正期を代表する英語教育者・英語学者であり、辞書編纂者・文法書執筆者としても知られる斎藤秀三郎(1866~1929)の業績に焦点をあてた評伝。正しい英語学習・英語教育の変革のために、現代にも通じる方途を示す。斎藤の遺した仕事に直接触れられるよう、主要著作・講義録13点の目次と本文サンプルも併載。(2013/08/10)
  • 野溝七生子作品集

    【著者】野溝七生子

    書誌入れときます。
    『野溝七生子作品集』昭和58年12月10日初版第一刷発行
    A5版ハードカヴァー貼函総頁409(解説:矢川澄子)定価6800円:ISBM0093-68005-8909
    収録作品:山梔、女獣心理、南天屋敷(第一短編小説集)、月影(第二短編小説集)、ヌマ叔母さん(第三短編小説集)
    <参考資料>野溝七生子論集(2011/01/21)
  • タッポーチョ「敵ながら天晴」大場隊の勇戦512日

    【著者】ドン・ジョーンズ

    読みたいです。(2011/01/03)
  • バナッハ・タルスキーのパラドックス 岩波科学ライブラリー 49

    【著者】砂田利一

    書誌的データ入れときます。
    岩波科学ライブラリー49
    1997年4月22日第1刷発行
    109+12ページ
    本体価格1000円
    ※面白い本なのに密林でも日本の古本屋でも入手不可。
    気長にちくま学芸文庫で復刊してくれるのを待つしかないのかな。(2009/10/21)
  • イメージの冒険4・少女

    【著者】筆者多数

    副題<謎とエロスの妖精> 初版昭和54年4月20日発行 A4変形(273×220ミリ) 定価1500円
    第1章《少女のいる風景》夢のなかの少女を描いた合田佐和子の最新作品集、谷内六郎の<幻想の少女>、桑原甲子雄が撮しとった少女、沢渡朔の<ひとりの少女>たち、キャロル+野中ユリの不思議な少女像…
    第2章《少女幻想の世界》天野哲夫、小佐井伸二、津島佑子、矢川澄子、多田智満子、唐十郎、寺山修司、市川雅、高橋康也、巌谷國士ほか
    第3章《少女のエロス》写真家、荒木経惟と画家、林静一が少女を語り、エロスを語る異色対談と、その作品…
    第4章《少女像の原型》松田修が古代の少女像を、藤井貞和が<若紫>を論じる…
    第5章《少女録》少女who's Whoと、映画に登場する少女たち
    分かる人には分かる豪華ラインナップ!!(2006/10/15)
  • カフカ全集 全12巻

    【著者】カフカ

    かの有名な、「世界と君との戦いでは世界を支援せよ」を読みたくて、全集を購入しました。長く愛蔵するに値する「決定版」全集であると思います。(2006/09/18)
  • 哀しい人々全3巻

    【著者】あすなひろし

    私があすな作品を好きなのは、作品全編に流れる気品と含羞と繊細さに魅かれるからです。単に面白いだけのストーリーや感嘆するほど上手い絵を描く漫画家はごまんといます。何度も読み返そうという気持ちになる作品との出会いは今も昔も僥倖と言いうるものです。作品集を購入して好きなときに読めるようにしたいものは更に少ないものです。あすな作品はそういった数少ない出会いでした。これが復刊を希望する理由です。(2006/08/27)
  • 独学一般相対論 - 専門書への入門書

    【著者】上田博

    ゲゲッ! もう絶版ですか! 早い、早すぎる!
    2004年8月25日初版第1刷発行 154頁 A5版 定価1500円
    著者は1956年生まれの滋賀県の高校の数学の先生。
    岩波の内山龍雄『相対性理論』序文「本書を読んでも、これが理解できないようなら、もはや相対性理論を学ぶことはあきらめるべきであろう」(岩波全書版5P)に発奮した中年のオジンとしては「希望の星」がまた一つ消えるのは悲しいです。(2006/05/05)
  • 世界シンボル辞典

    【著者】ジーン・C. クーパー (著), 岩崎 宗治 (翻訳), 鈴木 繁夫 (翻訳)

    イヤー、好きですねこういうのは。辞典だけど図版満載。調べるという利用法より暇なときにパラパラ頁をめくって「見て楽しむ」本ですね!
    1992年10月20日初版発行 351頁 定価4800円(ちょっと高め(^_^;))
    ついでに、同じ三省堂の辞典『英語イメージ辞典』(現在品切れ)もたいそう面白いので、誰かリクエストしない?(2006/04/29)
  • 火の起源の神話

    【著者】ジェイムズ・フレイザー

    正確には『火の起源の神話』ですね。
    タスマニア・オーストラリア・トレス海峡諸島とニューギニア・メラネシア・ポリネシアとミクロネシア・インドネシア・アジア・マダガスカル・アフリカ・南アフリカ・中央オメリカとメキシコ・北アメリカ・ヨーロッパ・古代ギリシャ・古代インドの「火の起源」にまつわる神話・説話がこれでもかというくらいに記されています。
    リバイバル版は、平成元年11月15日再販発行 345頁 売価570円(2006/04/28)
  • 南方熊楠を知る事典(講談社現代新書)

    【著者】松居竜五・月川和雄・中瀬喜陽・桐本東太(編)

    へー、もう絶版ですか。平凡社版の全集を購入する余裕のない読者には、河出文庫の「南方熊楠コレクション」全5巻や平野威馬雄『くまぐす伝』(ちくま文庫)、『素顔の南方熊楠』(朝日文庫)、阿井景子『花千日の紅なく』(集英社文庫)等で親しんだ熊楠の学術面での全体像を知る、ハンディな新書でした。集英社から出た『南方熊楠英文論考(ネイチャー)誌篇』を早く読みたい!(2006/02/06)
  • 不等式

    【著者】大関信雄・青柳雅計

    不等式の面白さは独特なものがあります。手持ちの『不等式入門』(渡部隆一著/森北出版数学ライブラリー1969年10月初版)と『不等式への招待』(大関信雄他著/近代科学社現代数学ライブラリー1987年10月初版)の2冊で「いいや」と思っていましたが、内容がよさそうなので読んでみたくなりました。(2006/02/05)
  • アインシュタイン

    【著者】矢野健太郎

    世界物理年の年にライヘンバッハの『相対性理論の誕生』(学術文庫)や『アインシュタイン伝』(新潮選書)は再刊されたが、貴重なアインシュタイン論文(約300頁)の読めるこの本は未だ復刊されていない。(2005/12/25)
  • 時空の物理学―相対性理論への招待

    【著者】E. テイラー J. ホイーラー

    む。(2005/12/23)
  • シュルレアリスムと芸術

    【著者】巌谷國士

    昭和51年12月25日初版発行 A4版 357頁 定価2900円
    ちくま学芸文庫『シュルレアリスムとは何か』を読んで、さて次の候補としてこの書があれば理想的です。
    帯から「人生と世界の変革を求めるシュルレアリスムの精神は、現代の芸術にどのような〈未来〉を開示させているのか-アンドレ・ブルトンと瀧口修造をはじめ、多くの芸術家たちの営みの解説を通じて、真に自発的な理論を構築する待望の本集成は、日本におけるシュルレアリスム探求の大いなる一歩である。」(2005/11/22)
  • 月を盗んだ少年

    【著者】デイヴィス・グラップ

    昭和59年12月20日初版発行 222頁 柿沼瑛子訳 定価420円
    ネタばれになるので裏表紙の解説文を引用「「月の光があの娘の心に魔法をかけたから、彼女は恋をしてしまったにちがいない…」少年は意を決して、月を盗みに池へと向かう。メルヘンともいえるファンタジーから、身の毛もよだつようなサスペンスまで、オハイオ河に代々住む人々が織りなす土の臭いあふれる短編から、ラジオやテレビの奇怪な力を語る現代的なものまで、D.グラップは、第一級のストーリー・テラーとして知られている。そのスーパーナチュラルなセンスに満ちた、本邦初の短編集!」
    表題作『月を盗んだ少年』(The Man Who Stole The Moon.)は、少年の恋心が奇蹟を起こし、そして誰にも知られずに盗んだ月を元に戻すお話。月の光は確かに魔法をかけた。小さな小さな奇蹟のお話しです。(2005/11/17)
  • 悪魔の画廊

    【著者】吉田八岑

    1976年4月25日初版1500部発行 A4判 155頁 4,800円
    前半103頁にわたり悪魔/魔女/悪魔の幻想/魔女裁判/地獄の分類で「神に叛くもの」の図版が245枚、妖しい負の魅力を湛えている。
    後半、著者の「キリスト教神学の於ける悪魔学の世界」と題する文では、中世~近世の悪魔学の文献を援用しその世界を垣間見せてくれる。復刊の暁には各図版への注釈ではなく、図版そのものの魅力を語るようにすれば新しい読者にアピールするのでは。(2005/10/31)
  • 仮面物語

    【著者】山尾悠子

    文庫による復刊希望。今のところ実績のあるちくま文庫さんにお願いしたいです。著者が作品の完成度に問題ありとのことから復刊への希望はゼロに近いようですが、そこは編集者の熱意で著者の固い気持ちをほぐしてくださいな。
    この復刊リクエストのあとしばらくしてオークションで落札・入手しましたが、著者独特の硬質なイメージとモンシ・デジデリオ風なラストの大崩壊は独擅場といっていいのでは。
    古書市場での高騰と幻の書をそのままにしておくのは些か勿体ないと思われます。ぜひ関係者の復刊への努力を期待します。(2005/09/18)

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