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fuccaさんの公開ページ 復刊投票コメント一覧

復刊リクエスト投票

  • 武宮の形勢判断

    【著者】武宮正樹

    囲碁を始めて以来の武宮先生のファンです。形勢判断といえば地の大きさを目算するという方法を取る棋士が圧倒的多数だと思いますが、武宮先生の碁を拝見していると、そういう方法だけで打っていらっしゃるようには見受けられず、何か独特の感性に基づいた形勢判断法があるように思えてなりません。そこを突っ込んで解説した本書は、その意味でも貴重な囲碁文献だと思います。マイコミさんは精力的に囲碁の本を刊行していらっしゃいますが、この本が絶版になっているとしたら囲碁ファンにとって大きな損失です。この本を買い逃し、あのとき買っていればと後悔しているファンも多いと思われますので、ぜひとも復刊していただきたいものです。(2010/11/10)
  • 基本死活事典 上巻

    【著者】趙治勲 著 / 村上明 編

    この本は、実戦に現れやすい死活の形を見事に系統立てて記述したもので、囲碁の上達を志すアマチュア(とくに上級〜低段クラスの)にとっては、他に類をみない格好のものです。詰碁や死活の問題集はたくさんありますが、ここまで過不足なく選りすぐって事典的にまとめたものを、私は他に知りません。

    私が低段から五段格まで上達したとき、この本はまさにバイブルでした。何度も繰り返して通読することで、着実に基礎体力がついてゆくことが実感できたものです。脳裏に焼き付いた図の数々に、実戦の中で何度助けられたか数えきれません。
    後から碁を覚えた人である程度の棋力に達した人には、いの一番にこの本を薦めることにしていましたが、今や絶版で新品は入手困難、古書でも高値が付くという状態らしく、非常に頭の痛い思いをしております。囲碁の普及ということを考えたときに、この本が手に入りにくいことは大変な支障になりうるとさえ思いますので、復刊を強く期待しております。(2010/03/16)
  • 趙治勲傑作選 全3巻

    【著者】趙治勲 小堀啓爾

    僕個人はこの打碁集はリアルタイムで購入しましたが、
    現在入手困難の状態にあることを知って大変驚き、
    また囲碁ブーム復活の感のある現在において、
    新たなファンが趙さんの碁を勉強しにくいのは
    大変もったいないことであるように思いますので、
    あえて投票させていただきます。

    初期の名人獲得前後までの打碁は、かつて出版された
    二巻本の選集よりも周到に厳選・詳解されています。
    またそれ以降の快進撃や円熟の技が見れる最近の碁も、
    並べるたびに驚きに満ちており、本当に勉強になります。
    ぜひ、文庫化等も含めて検討していただきたいと思います。(2005/10/10)
  • パルチザンの理論

    【著者】シュミット

    「パルチザン」というテーマからして、非常に刺激的で心惹かれるものを感じました。シュミットのパルチザン論がいかなるものか、ぜひ一読してみたいものです。(2004/12/14)
  • 一般国家学

    【著者】ゲオルク・イェリネク (芦部信喜ほか訳)

    国家論の研究を志す者として、「国家学」という学問分野には非常に関心があります。
    ケルゼン・シュミット・ヘラーは購入可能なのに、それと並ぶ国家学の名著であるイェリネックの『一般国家学』が入手不可能というのには驚きました。
    ぜひとも、復刊していただきたいものです。(2004/12/14)
  • スターリン政治体制の成立 全4巻

    【著者】渓内謙

    ソ連邦崩壊から10年以上が経過した今、「ソ連史」というテーマは過去のものとして忘れ去られようとしています。しかし、ソ連邦崩壊直後の社会主義終焉論・資本主義万能論の跋扈がもたらしたのは、現在の市場原理主義の蔓延と弱者切り捨ての諸「改革」の横行であり、現代社会は閉塞感に支配されつつあります。そのような状況だからこそ、新たな社会・政治理論のオルタナティブの模索が急務なのではないでしょうか。その意味で、今こそ再びソ連邦という歴史的実験の失敗を振り返り、その国家体制の欠陥がどこにあったのかをきちんと整理することは非常に意義のあることでしょう。この大著は、そのような探求の基礎となるべき含蓄深い考察に満ちています。著者は今年(2004年)2月に逝去されましたが、このような名著が品切れ・復刊未定になってしまっているのは非常に残念なことです。どのような形であっても、ぜひとも復刊していただきたいものです。(2004/12/14)

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