太高島遠さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
高橋たか子の作家としての力量をその宗教的イメージから薄め、乃至は軽んじ、或いは敬遠する人がいるとすれば、先ず受洗以前の作品からその魅力に入る事を進めたい。
と書く私自身も還暦を過ぎたこの齢になって漸く彼女の良さ、深さが解りかけて来たに過ぎないのだが。
2023/02/21
堀辰雄をして作家堀辰雄たるその出発点、謂わば原点として不可避な作品である「聖家族」。
読者は、その重要性を更なる再認識を以て読んで然るべき作品として、看過することは当然のことながら出来ないであろう。
故に、今の若い読者には特に最初に読むべき作品として、読みやすい(若い人が喰い付き易い)装丁を以て再刊を願う者である。
2018/02/02
潜在的な読者を含めて、武田泰淳の作品を読みたい、読み返したいと思う人は出版社が考える以上に多いと思われる。しかし、全集を発刊した筑摩書房が、その文庫化すらもしていないという事実には、敢えてそうしない、或いはそうすることの出来ない一般読者の窺い知れない出版事情でもあるのかと勘繰ってしまいたくなる。古本全集の8ポ活字(当時出版された筑摩書房の他作家全集と比しても何故、9ポ以上の活字で印刷しなかったのか疑問であるが)を、目が疲れるのを我慢して読んでいる身としては、早急な復刊(厳密には大活字による版の組替え)を熱望してやまない。
2007/05/06
抽象論としての哲学体系では、真に自己の生き方に関わる問題として捉える対象には成り得ない。然し、キルケゴールに於ける人間それ自身を哲学対象として問題に対峙する立場には、我々が生きていく方向が示されているだろう。謂わば、生きていく為の指針としてキルケゴールの著作は必要となるであろう。
2006/09/13