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IMONを創る

いがらしみきお

1,980円(税込)

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著者 いがらしみきお
出版社 石原書房
判型 A5
頁数 232 頁
ジャンル エンタメ
ISBNコード 9784911125014

商品内容

『ぼのぼの』、『I【アイ】』、『誰でもないところからの眺め』のいがらしみきおによる、幻の予言的文明論にして不朽の人間哲学、30年の時を経て復刊!

80年代末から90年代初頭にかけて雑誌『EYE・COM』(アスキー)で連載され、1992年に書籍化されたいがらしみきおの長篇エッセイ『IMONを創る』。
「人間のためのOS(オペレーティング・システム)」である「IMON」=「いつでも・もっと・おもしろく・ないとなァ」の構築を目指して書かれた本書は、著者の作品群を貫く思想と人間観が凝縮された一冊でした。

その刊行から30年後の現在、一人一台スマートフォンを持っているのが当たり前のSNS社会の風景は、『IMONを創る』で予言されていた世界像そのもの。
驚くべきはその予見の精確さだけではなく、そこで提唱された「IMON」というOSのアイデアが、AI産業の隆盛により人間というものが急速に相対化されつつある現代において、それでも人間が人間として、いつでも・もっと・おもしろく生きていくために、より刺激的かつ有効なものとなっていることです。

前世紀最大の奇書であり、精確な思考が現実の未来を射抜いた驚異の予言書であり、人間世界の「ぜんぶの解説」とも言うべき本書を、著者自身の新しいあとがきと、本書の熱読者である作家・乗代雄介氏による解説を付し、復刊します。

▼目次
まえがきマンガ
第1部 IMON創世記

--TRONより早く実現するかもしれないユーザー側のOSを考案
--5年のキャリアをもつ、IMONプロジェクトの人工無脳とは?
--コンピューターは生き物か? アイデンティティーを与える
--アメリカのコンピューター事情(?)を探ってきた成果は?
--TRON住宅より早く完成した“IMON住宅”。その住み心地は?
--矛盾がでてきてしまったIMONの“生き物理論”。その結果は?
--コンピューターの新呼称キャンペーンを大展開。IMON第一部完
第2部 オタクから超常現象へ
--テーマ形式に変更した第2部。今回はオタクについて
--メディアのディスプレー化で誕生したオタク層。断絶した世界を行く
--ニッポン全国総オタク時代。オタクを笑うもの、オタクに泣く!
--“オタク”、このテーマも今回が最後。問題点を総括した結論とは?
--理論は不確定なものである。“超常現象”により覆される二値理論!?
--ビッブにおいても超常現象はあるか? 実験を行なうIMON
--ビッブに超常現象はないとするIMON。新たな事実が生まれるか?
--『ふたりのビッブナイト』譜面
第3部 IMON3原則に迫る
--“いつでももっとおもしろくないとな”がモットー。第3部の開始だ
--アナタは円周率を何ケタまで覚えてますか? 今回は数学的に迫る
--聖書のように、マカズ、カラズ、クラニオサメズには生きていけない
--プログラム言語Idaによって明らかにされる“マルチタスク”
--IdaによってかかれたふたつのOS、I-IMONとG-IMON
--儀礼と定型をつかさどるだけではないOS、G-IMONとはなにか?
--一般の人にとってのG-IMON、表現とはなんだろうか?
--今回は方程式を使って解説をするIMONの3原則“(笑)”の項
--IMONの3原則“(笑)”を科学的に現象学で立証してみる
--IMONの3原則“(笑)”最終回。『IMONを創る』第3部終了
--IMON認定ソフト第1弾『トーキングぼのぼの』
第4部 IMONとパソコン通信
--人間としてのアイデンティティーを消去させられるパソコン通信とは
--パソ通は、アイデンティティーを剥奪されたものの上に成立する!!
--パソコン通信について語るのも、これが最後なのだ!!
--ハードについて考える。第1回を振り返ってみてほしい
--ソフトウェアが進む“便利へ”と“快楽へ”のベクトル
--IMON認定ソフト第2弾『BBSちゃん』
第5部 ビッブの教育と未来
--IMON、最終章の(?)第5部に突入だ!
--ビッブが言葉に意味を与えたとき、もうひとりの自分が出現する!
--ビッブを教育するという立場から、人は決して逃れえないのだ
--“宗教なしで人間的生活を営むことは可能か否か”を解き明かす!
--IMONのリアルタイムやマルチタスクを実現できる唯一の国
--『IMONを創る』は終わるが、IMONの歴史はこれから始まる!
その後のIMON
「その後のIMON」のあと
解説 私と『IMONを創る』の二十年 乗代雄介

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復刊投稿時のコメント

全1件

  • もう30年以上前の連載が書籍化したもの(らしいの)だが、ネットだとプレミアが付いて1冊何万円もする。もっと気軽に買って手元に置いておきたい。 (2021/07/12)
    GOOD!1

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