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着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS

都築響一

5,335円(税込)

(本体価格 4,850 円 + 消費税10%)

配送時期:2024/04/上旬

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着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS
著者 都築響一
出版社 復刊ドットコム
判型 A4変
頁数 174 頁
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784835455525

商品内容

これぞ現代日本のリアリズム、混沌と欲望うずまく小宇宙!

復刊ドットコム × 代官山 蔦屋書店 コラボ企画第5弾!
どうしてこんなに好きなのか!?
ブランドにはまる人々とそのブランドの服たちがものすごい圧迫感で迫りくる。
世間体? 生活? 一切関係無し。
ブランドコレクトは、俺たちのアイデンティティだ!


東京人のリアルな暮らしを捉えた写真集『TOKYO STYLE』をはじめ、秘宝館、スナック、インディーズ演歌歌手といった「業界」が見向きもしない、名も無き人々の生き様や創作活動に光を当て、今なお国内外のロードサイドを巡る編集者兼写真家の都築響一。
この『着倒れ方丈記』は、「流行通信」誌上に1999年4月から2006年8月まで、約7年・全87回にわたり連載されていたものをまとめた、写真と文章が対となる写真作品集。

シャネル、グッチ、エルメス、ツモリチサト、マルタン・マルジェラ、コム・デ・ギャルソン、アナスイ…。
クローゼットに、タンスに、部屋の隅々に、82にも及ぶファッションブランドの服をいっぱいに溜め込んだ、どこにでもいそうな普通な人たち総85人が誌面に登場します。
住んでいる部屋も決して広くはなく、持っている服を並べれば、その多さに並びきらないことも。
食費を切り詰めてでも収集し、ごくごく普通の生活と一流のブランドとが混在する空間。それぞれの所有者から感じられるどことなくアンバランスな魅力。
いずれも、既存のファッションメディアには登場することのない、現代日本における日常的光景の一つです。

代官山 蔦屋書店にも多くの問合せが殺到し、ファッション・アート担当コンシェルジュもその再販を熱望した『着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS』が、オリジナルの魅力を活かしたまま、ついに復刊されます!
都築響一による幸せな犠牲者たち(=HAPPY VICTIMS)の魅力を、ぜひお手にとってご覧ください。

▼本文より
エレベーターもないぼろアパート住まいなのに、通勤に使っているのはエルメスの55万円のブリーフケースという男性とか、カップヌードルで食事を済ませながら100万円近いドレスを買うOLさんとか、いろんなマニアとの出会いがあった。
(中略)
本屋やコンビニの棚に並ぶファッション雑誌の中では、美しいモデルが美しい部屋で、美しいブランドの服を着ながら美しい生活を送っている。『着倒れ方丈記』に登場する人たちは、だれひとりとしてモデルみたいに美しくもなければ、美しい暮らしもしていない。でも日本でいちばんそのブランドを買っている人たちは、モデルじゃなく彼ら着倒れ君たちだ。


☆☆☆本書の特長☆☆☆
編集者であり写真家である都築響一が、7年にわたり撮りためた82ブランド、85名をまとめた作品集を完全復刻!

▼著者プロフィール
都築響一(つづき きょういち)
1956年東京生まれ。1976年から1986年まで「POPEYE」「BRUTUS」誌で現代美術・建築・デザイン・都市生活などの記事を担当する。1989年から1992年にかけて、1980年代の世界現代美術の動向を包括的に網羅した全102巻の現代美術全集『アートランダム』を刊行。以来、現代美術・建築・写真・デザインなどの分野で執筆活動、書籍編集を続けている。1993年、東京人のリアルな暮らしを捉えた『TOKYO STYLE』を刊行。1997年、『ROADSIDE JAPAN』で第23回木村伊兵衛写真賞を受賞。現在も日本および世界のロードサイドを巡る取材を続けている。2012年より有料週刊メールマガジン『ROADSIDERS'weekly』を配信中。
http://www.roadsiders.com/

※本書は、『着倒れ方丈記 HAPPY VICTIMS』(2008年、青幻舎)を底本に復刊するものです。

(c)Kyoichi Tsuzuki

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復刊投稿時のコメント

全2件

  • 雑誌連載を楽しみに読んでいました。絶版になっていたことも、復刊したものを逃したことも知って残念です。また販売する際にはぜひ購入したいです。 (2022/12/30)
    GOOD!0
  • 眺めているだけでなぜか安心できる。

    本書はあらゆる衣装持ち・服オタ・衣服史研究者などにとってのバイブル。
    わずかに出回る二次流通品は法外な値段で取引されている。SNSでも「知ってはいるが持っていない」人が多数。
    正規の手段で復刊されることを望む。 (2022/12/29)
    GOOD!1

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