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体罰の社会史 新装版

江森一郎

2,640円(税込)

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著者 江森一郎
出版社 新曜社
判型 四六判
頁数 288 頁
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784788513358

商品内容

体罰は日本の伝統なのか?
家庭で、学校で、道場で、何か事件が起きるたび、何度となく体罰の是非をめぐり議論が巻き起こります。中でも根強いのが、体罰否定はたかだかここ30年の流行であり、体罰を有効に使っていた伝統的教育の姿からはずれたものだという肯定派の意見です。しかしそれは本当でしょうか。
本書は、この問いに端を発し、中世の思想書や江戸の藩校・寺子屋の罰のあり方など克明な資料から、体罰を用いない柔軟な教育の思想が十七世紀から連綿と息づいていたことを論証します。
歴史を知らずに受け継がれるべき教育の姿を語ることはできません。学校関係者だけでなく、人を育てるすべての親にお薦めしたい史的実証の名著、待望の復刊です。

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