第7回書名ミックス大賞 結果発表
ご応募ありがとうございました!
「第7回 書名ミックス大賞」にたくさんのご応募をいただき、ありがとうございました。
皆さまからの作品の数々を以下にご紹介いたします。
※当キャンペーンの概要は、コチラのページにてご確認ください。
それでは、入選作品の発表です!
入選作品は、以下のとおり決定いたしました!!
★☆★ 最優秀賞 ★☆★(1作品)
『スマイル! 笑わない男ファースト写真集』
◇投稿者:hhdd 様
◇元ネタ:『プチスマイル!』 『毎日は笑わない工学博士たち』 『小説出光佐三 ~燃える男の肖像~』 『Clear 林遣都ファースト写真集』
2019年、見事な活躍ぶりを全世界に見せつけたラグビー日本代表の中でも、
流行語大賞にノミネートされるほどの注目を集めたのが、「笑わない男」こと稲垣選手。
そんな稲垣選手のファースト写真集が発売されるのだとしたら、これは見てみたいに決まってるじゃないですか!
「スマイル!」というネーミングセンス抜群のタイトルも含め、文句なしに最優秀賞に決定です!
最優秀賞に選出された 甲子園 様には、5,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
★☆★ 優秀賞 ★☆★(3作品)
『桜を見る会 招待者名簿 2019年 完全復刻版』
◇投稿者:ギャグシャア 様
◇元ネタ:『桜の楽園』 『ゼルダの伝説 ~夢を見る島~ 全2巻』 『ビッグ・エイト 知られざる会計帝国』 『宇宙論への招待 プリンキピアとビッグバン』 『シベリアに逝きし46300名を刻む -ソ連抑留中死亡者名簿をつくる-』 『死体のある20の風景』 『主婦之友 昭和19年12月号(滅敵生活・アメリカ人をぶち殺せ!)』 『ウルトラマンタロウ 完全復刻版』
投入された税金の額もさることながら、招待者をどう選んだのか、その不透明さが問題視されている「桜を見る会」。
名簿はシュレッダーされたことになってはいるものの、それがなんらかの事情で復刻されるのならば、
これは見逃す訳にはいかない一冊になりそうです。
『オードリー春日のひっこし』
◇投稿者:ねこりん 様
◇元ネタ:『オードリー・ヘプバーン』 『トキワ荘青春日記』 『けろけろいけの ひっこし』
売れっ子芸人でありながら、質素なアパート暮らしを続けてきたオードリーの春日さん。
その様子はTVでもたびたび紹介され、アパートは、ちょっとした“観光地”になるほど有名になりました。
そんなプライバシーむき出しの住居も、結婚を機についに引き払うことに…。
思い出のアパートからの引越しの様子が綴られた本、ぜひ読んでみたい!
『福澤諭吉 キャッシュレスのすすめ 僕が壱万円札卒業を決めた理由』
◇投稿者:ユカ 様
◇元ネタ:『福澤諭吉 家庭教育のすすめ』 『クレジットとキャッシュレス社会』 『がんばれゴエモン きらきら道中 僕がダンサーになった理由 全3巻』 『ビル・スイッチ 千円札が壱万円札に』 『資本主義卒業試験』 『最終弁論 歴史的裁判の勝訴を決めた説得術』
Suica、PASMOなどの交通系ICカードや、スマホでの決済が徐々に普及しつつある昨今。
次の壱万円札の肖像画が渋沢栄一に決まる中で、キャッシュレス化をオススメする福沢諭吉は、
はたして新しいモノ好きなのか、あるいはただの嫉妬なのか…。
優秀賞に選出された皆さまには、それぞれ3,000円分のQUOカードをプレゼントいたします。
★☆★ 佳作 ★☆★(10作品)
『ゴーン先生の上手な乗り方、逃げ方、教えます。』
◇投稿者:マー 様
◇元ネタ:『夢見る惑星フォルゴーン』 『そばかす先生のふしぎな学校』 『上手な初心者』 『仕手株辞典 乗り方、逃げ方、教えます。』
レバノンへの「リアル脱出」を成功させてしまったゴーン氏が、その謎を解き明かすエピソード本を出版したとしたら…?
これは「犯罪指南書」なのか、はたまた日本の司法制度への痛烈な批判書なのか、
ぜひ一読してみたいところではあります。
『ビーバップ俳句スクール』
◇投稿者:気持ちE月 様
◇元ネタ:『ビーバップハイスクール』 『俳句って、たのしい』
ケンカに明け暮れるツッパリたちが、ある日突然、自然の美しさを叙情的に詠む表現に魅了され、
俳句で天下取るぞ! と息巻く日々を描いたコミック。敵対する近隣の高校に乗り込んでは
「今日は冬の季語で勝負だ!」なんて、知性派な大人にも受け入れられそうな、素敵なストーリーになりそうです。
『週刊 ルービック・キューブを作る 全27号セット』
◇投稿者: こうちゃん1969 様
◇元ネタ:『週刊 HMSヴィクトリーを作る 全120号セット』 『ルービック・キューブ免許皆伝』 『相沢家の愛しき卒業生たち スターを育てて27年』
創刊号こそ真ん中の軸の部分が付いているものの、第2号から最終号までは、
延々と同じようなブロックのパーツが付録で付いてくる分冊百科。
なんだよ全然盛り上がらねえな、と思いながら、途中で離脱するのはなんとなく
負けたような気がして、結局最後まで集めてしまうのです。
『ジャイアンの歌 愛を叫んだけもの』
◇投稿者:ogi 様
◇元ネタ:『ジャイアントロボ 資料編』 『ロランの歌』 『世界の中心で愛を叫んだけもの』
定期的に開催されては、毎度不評続きのジャイアン・リサイタル。
「オレ様の歌の魅力を知ってもらうには、これからはクロスメディア戦略だ」と、
熱いソウルを「アーティスト本」の形で吐き出してみせたものの、
結局は「一人10冊ずつ買えよな」と、ブラック企業顔負けの強制が懸念されます。
『裸の篠山紀信 ~生まれたままの姿で』
◇投稿者:よっすぃ 様
◇元ネタ:『裸の人 1 <神話論理 4-1>』 『記憶の遠近術 ~篠山紀信、横尾忠則を撮る』 『黄昏に生まれたから』 『ぼくのシチュー、ままのシチュー』 『姿なき招待』 『世界で一番美しい元素図鑑』
被写体のモデルではなく、お前の方が脱ぐんかい! とツッコんでしまいたくなる写真集。
しかし、これまで様々な時代の空気を写真の中に収めてきた篠山氏のこと、
「裸こそがこの時代の象徴なんだよ」なんて言われたら、妙に納得してしまうかも!?
『ミツバチの働き方改革』
◇投稿者:そら 様
◇元ネタ:『ミツバチの世界』 『ビジネス・ゲーム 誰も教えてくれなかった女性の働き方』 『ルネサンスと宗教改革』
働き者の代名詞でもあるミツバチ界にも、ようやく働き方改革の波がやってきました。
年に最低5日は有給休暇を取得させるよう、女王蜂は気を配らないといけません。
それでも空き時間につい仕事を探してしまうのが、働き蜂の悲しいサガであるようです…。
『世界で一番売れ残ったビジネス書』
◇投稿者:厨坊主 様
◇元ネタ:『世界で一番好きな人』 『クリエイティブ・イラストレーション 売れるイラストとは何か 1・2』 『生き残った帝国ビザンティン』 『なぜビジネス書は間違うのか』
不思議なもので、ここまで言われると逆に読んでみたくもなりますね。
「失敗から学ぼう」というビジネス哲学を身をもって教えてくれる一冊だとしたら、
こういうアプローチも案外アリなのかも。
『いやいやながらSOS』
◇投稿者:とんとん 様
◇元ネタ:『いやいやながらルパンを生み出した作家 モーリス・ルブラン伝』』 『ななこSOS 完全版 全3巻』
こんなことで呼ぶなよ! と、理不尽なリクエストで救急車を発動させられる隊員たちが、
不本意ながら現場に駆けつける様子をレポートするドキュメンタリー本。
「×月×日 蚊に刺されたという男性より、救急車の要請あり」
「○月○日 ゴキブリが出たという家庭より…」
…読んだあとには、人に優しくしようという気持ちが芽生えそうです。
『日本の反社会的勢力の基礎辞典 改訂最新版』
◇投稿者:灰色 様
◇元ネタ:『日本の美 日本刀』 『大衆への反逆』
『独裁と民主政治の社会的起源』 『寺社勢力』
『新装版 プログラミング言語の基礎理論』
『現代語から古語を引く辞典』 『イタリア人が日本人によく聞く100の質問 改訂最新版』
時代変われば、「反社会的勢力」の定義や顔ぶれも当然変わりゆく訳で、
何年かに一度は、改訂版が出されるのも自然な流れでしょう。
このたびの「改訂最新版」では、芸人のページと桜を見る会のページが、やや充実しているとのウワサですが…。
『二〇二〇年版の解体新書』
◇投稿者:富士山 様
◇元ネタ:『<東京オリンピック>の誕生 一九四〇年から二〇二〇年へ』 『奇妙な瓦版の世界 江戸のスクープ大集』 『【バーゲンブック】 浮世絵美人解体新書』
そしてこちらも、時世とともに改訂版が必要とされる一冊。
あんまりお堅い専門書ってのもなぁ…ということで、
エンタメ感を出すべく、脳や腸の挿画が迷路で遊べるようになってたりして。
佳作に選出された皆さまには、それぞれTポイント500ポイントをプレゼントいたします。
第7回、終了です。
改めまして、今回もたくさんの投稿ありがとうございました!
今年は、5つ以上のタイトルを複雑に組み合わせた作品が多く寄せられました。
また、トリッキーなテクニックも増えてきているようですね。
例えば、上の優秀賞の作品を例にとると、『青春日記』から「春日」の部分を抜き出しているのはなかなかお見事です。
一方で、2つのタイトルを合わせただけのシンプルな書名の中にも、味わい深い作品が見られました。
今後も二極分化は進んでいくのでしょうか?
という訳で、「第7回 書名ミックス大賞」、これにて終了です。
今回もお付き合いいただき、ありがとうございました!