復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2004/02/24(返答 2件)
受付中
(児童書)双子の姉妹の話で、片方が最後に死んでしまいます。
12~18年前に小学校の図書室で読んだ児童書です。
外国ものの翻訳で、四六判のハードカバーでした。
表紙はマゼンタとシアンのような二色しか使っていない、地味なものだったように思います。
内容は、とてもソックリな双子の姉妹がいます。小学生くらいの年齢です。
リボンで色分けして区別してるのですが、たまに入れ替わって周りの人を騙します。
でも、よーく見ると、鼻の頭に血管が透けて見える子と見えない子がいて、そこで判別が出来ます。
作品の冒頭では、それでおじいさんに「お前が○○だね」とバレてしまい、桃のシロップ煮をもらった気がします。
片方は勝気で、片方は大人しい子だった気がします。
二人は森の中に秘密の部屋を作ったりします。
ある夜、片方の子が鳥の羽ばたきのような音を聞きます。
朝になると、もう片方の子が亡くなったと両親から聞かされます。
では、あの音はお迎えの音だったのね、みたいな感じで話は終わります。
全体に静かな雰囲気の漂う作品だったと思います。
お判りの方、いらっしゃいましたら、よろしくお願いします。
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回答
No.1ふたりのひみつ
mizさんのご記憶がとてもしっかりしていらっしゃいましたので、
お探しのご本は『ふたりのひみつ』I.ボーゲル作 掛川恭子訳に
まちがいありません。
2人の名前は「エリカ」と「インゲ」です。
出版社はあかね書房ですが残念ながら現在品切れで重版の予定はないようです。
むかしからある図書館などでだったら(閉架書庫内かもしれませんが)
所蔵していると思います。
もしくは、近くの図書館にたのめば、他の所蔵している館から
取り寄せてもらえるはずです。
私も大好きな本です。
mizさん、読めるといいですね。 -
回答
No.2ありがとうございます!
> 2人の名前は「エリカ」と「インゲ」です。
そうでした!思い出しました。
検索したところ、私の住んでいる区内の図書館に4冊もありました。
いま、家を飛び出して行ったのですが休館日でした(笑)
でも明日にでも読めそうです。
「ふたりのひみつ」と「さよなら わたしのおにいちゃん」(続編なのだそうです)は、他ならぬこの復刊ドットコムで復刊リクエストされていました。
こんなにもすぐ、教えていただきとても感謝しています。
ハルさん、本当にありがとうございました!!
参考URL:http://www.fukkan.com/vote.php3?no=12934
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