線型代数と経済理論がどのように結びついているかを示す代表的なテーマをとりあげる．まず産業連関分析で重要な役割を果たす非負行列に関する理論を包括的に解説し，さらに線型計画法とゲーム理論の基礎部分の数学的構...

実数の性質から考察し、線型不等式と凸集合、不動点定理を解説、複素数に及んで代数学の基本定理を証明。『下巻』同時刊。

ボスニアでの衝撃的な出来事が連日報じられるなか、オックスフォード大学で公開の連続講座が催された。招聘された7名の講師は、いずれも世界的な哲学者である。国際人権法は、眼前の事態に対してあまりにも無力にみえ...

経済学の学習に必要な数学を一つ一つ丁寧に解説するシリーズの第2巻．まず個別経済主体の最適化行動の分析や資産選択の問題などで必要な二次形式の理論を，次いでベクトルと幾何学，ベクトル空間の線型写像，線型変換...

経済理論に不可欠な行列、ベクトルの基礎を学ぶ。高校数学の復習から始めて、理論に必要な基礎数学を扱う。『下巻』同時刊。

正義にかなう秩序ある社会の実現にむけて、社会契約説を現代的に再構成しつつ独特の正義構想を結実させたロールズの古典的名著。 あらゆる社会は、正義についての約束の上に成り立っている。しかし現代において...

世紀末ウィーン知のサロン、第一次大戦、ファシズムの台頭、お人よしだったころの米国。激動の時代を描いた事実上の「自伝」。 フロイトやシュンペーターと親交を深めた世紀末ウィーン。世界が一変した第一次大戦。...

資本の論理と言語＝文化の位相を捉え直し、高度情報化社会における｢知識人=普遍的理念｣神話の崩壊にポストモダンの可能性を探る。

冷戦下、大陸間ミサイルよりもはるかに優位な原水艦による核攻撃を可能にし、その海上における脅威を軍事的のみならず、外交上の切り札として効果的に利用した、ゴルシコフの“抑止”によるシーパワー理論の全容。〔「...

アメリカの独立，それは市民革命の時代の到来を告げるシグナルでもあった．『コモン・センス』は，小冊子ながら，これに与って力あった歴史的なパンフレットであり，『資本論』や『種の起原』等と並んで“世界を変えた...

仕事に没頭することが「天命」であり、神に選ばれた証であるとするプロテスタンティズムの「職業倫理」が、資本主義の「精神」へと転化し、近代資本主義を生み出していく歴史のダイナミズムを論証した社会科学の古典。...