『蜂の寓話』への反論に対して書かれた本書は、自負心や虚栄心、自己愛や名誉心、慈善やお世辞、それらを自己抑制して生まれる美徳などを論じ、市民社会における人間の情念の意味を追究する六つの対話からなる。シャフ...

『蜂の寓話』への反論に対して書かれた本書は、自負心や虚栄心、自己愛や名誉心、慈善やお世辞、それらを自己抑制して生まれる美徳などを論じ、市民社会における人間の情念の意味を追究する六つの対話からなる。シャフ...

分岐現象、カオス、フラクタルなどの概念を軸に、宇宙・生命・社会の秩序形成過程を探り、自然観・世界観を展望。地球環境や生命や経済現象を考察する鍵を提示。

巨額な財政赤字を抱える日本において、消費税率の引き上げなどの税制改革の議論は常に重要である。 財政学・公共経済学における研究成果に基づいた中級のテキストである本書は、実際の議論にも大きな示唆を与える。...

世界の構造改革のバイブル。１９６２年初版、フリードマンが最も愛した著作、待望の新訳。郵政改革、教育バウチャー、規制撤廃など絶対自由主義の政策の意味を説いた名著。 ジョン・スチュアート・ミル『自由...

現代資本主義の仕組を考えるための入門テキスト。資本論研究の蓄積をふまえ、経済学の基礎となる理論の概要を平明に説く。 現実経済の構造や動向に留意しながら、現代経済学諸理論の特色も把握することができる。

「私にとって経済学といえばマルクス経済学である」と語る著者が，長年にわたり『資本論』から学び，自ら追求してきた経済学の理論を概説したもの．資本主義の経済法則，経済学と唯物史観など，マルクス経済学の基本的...

マルクス思想の《構造論》的解釈の大冊、完結。バリバール「史的唯物論の根本概念について」、エスタブレ「『資本論』プランの考察」を収載。

上巻に掲載したアルチュセールの序文、ランシエール、マシュレーの二論文に続いて、本巻では、アルチュセール「『資本論』の対象」を収録。

マルクスのテクストを構造論的に把握して画期をなした論集。のちに二分冊化されて刊行された共同研究（一九六五年）の初版形態の完訳。

歴史の中の軍事とはなにか。政治、文化、経済、歴史のあらゆる観点から人間と軍事、社会と軍事の関わりを、解釈自体の流れを踏まえてたどった、気鋭の軍事史学者による論考集。