ベケットとともに不条理演劇の双璧をなすイヨネスコの、コミカルでグロテスクな名作集。 表題作のほか、『禿の女歌手』『椅子』『アルマ即興』『歩行訓練』を収める。

白く美しい極北の王者の生態と文化の歴史 「可愛らしい野獣」のたどった数奇な歴史 絶滅危惧種として、地球温暖化に警鐘を鳴らす象徴としてこよなく愛される種の数奇な歴史。 その真の姿に迫る「ホッキョ...

虐げられた者への同情と格差社会への憤り。作家自ら「最愛の作品」と認める自伝的長篇。 「SFの父」が自身の青少年時代を投影し、下層中産階級の苦悩をコミカルに描く。作家自ら、最愛の作品と認める自伝的長篇。...

白水社創立百周年 記念復刊！ --狂気の「大量虐殺」はなぜ起きたのか？ カンボジアで二十世紀の歴史に汚点を残す大量虐殺＜人口700万人のうち150万人が犠牲＞をおこなった、クメール・ルージュ...

300近い書簡で再構築した芸術家の人生。作品や展覧会の全リスト、文通相手の小伝などデュシャンのすべてがわかる。

ライプニッツ思想から、ポスト・ポスト構造主義へ。 哲学や人類学の新知性を胎動したしなやかで強靭なセールの哲学の根源に迫る。

ついに明らかになったメルロ＝ポンティの全貌。現象学・言語学・心理学・芸術… それらとの＜接触＞から生まれ出る＜驚き＞の哲学。

〈まだ意識されないもの〉の存在論と芸術論により、既成の殻を破砕して新しき生を切りひらく。若きベンヤミン、アドルノに多大な影響を与えた名著。

動物・植物・色彩・紋章・遊戯などのテーマを通して見た西欧の歴史。象徴を読み解くと、中世に生きた人々の価値観や社会が見えてくる。

ルネサンス時代の言語感覚や、宗教・哲学・時事問題を解説しつつ、ラブレーのテクストの意義を説き明かす。巨人王たちの物語を十二分に読みこなすための歴史的名著。

十六世紀イタリアにおいてきわめて大きな影響力をもち、自らも建築家・彫刻家であったヴァザーリが、ルネサンスを代表する芸術家たちの生涯を描いた「列伝」。関連図版多数収録。 目次 アルノルフォ・ディ・カン...

ダンテの『神曲』と肩を並べる不朽の古典的名著！ ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどルネサンスの芸術家１５名の生涯を綴る。

18世紀、豪華絢爛なヴェルサイユ宮殿には、王を頂点に千人以上がひしめきあって暮らしていた。 雅びにみえる貴族たちの日常生活とは。