巡洋艦矢矧を指揮した歴戦の艦長・原為一が見た帝国海軍の栄光と終焉。欧米でも翻訳され、2011年、日米同時復刊。解説・秦郁彦。

1961年初版以来、日中戦争を中心とした大陸政策の展開研究の先駆的業績として評価の高い書を、最新文献一覧を収録して復刊。

軍服に萌える乙女の妄想を膨らませるイラストカタログ。古今東西の軍服を集め、細部まで詳しく紹介。服装資料としても役立つ一冊。

ホランド型からそうりゅう型まで —帝国海軍から海上自衛隊、日本が保有した潜水艦のすべてを総覧する。ハードウェアとしての潜水艦の発展を通観するとともに、各時代における戦略上の位置づけ、作戦の概要まで、日本...

当時のナチ・ドイツＳＳの軍装写真から、ＳＳの制服、成立から葬儀、特別行動隊、ＳＳのキャリア、ナチ体制下のドイツ警察、憲兵、武装ＳＳの給与、政治指導者に至るまでを考察する。今回新たに２章を加えた増補改定版...

かつて人気を博した同名の書籍「正」「続」を、一冊にして完全復刻。いわゆる日本軍の軍隊用語をエッセイ風に解説する。組織・制度、兵科・部隊、戦闘、教育、兵器、服装・装備、生活、風俗のジャンルに分け、武器ばか...

"田宮模型の箱型で知られる海洋船舶画の第一人者による傑作選。戦艦大和をはじめ主要艦艇を細密に描いた１５０枚。 戦艦大和などの軍艦から輸送船や工作艇など９０種類の艦船の細密画はまさにマニア垂涎の圧倒的迫...

先史時代から近代にいたる世界史のなかから、軍事史をつうじてせんそうの本質をさぐり、人類の歴史を構築しようとする壮大な試みの書。

軍事史研究の泰斗が、戦後、ドイツ国防軍の中枢にいたルントシュテット、ブルメントリットなどの将帥の証言、回想、弁明をもとに緻密に分析し、編みあげたナチス・ドイツ軍の全貌。 ヒトラーの野望と逡巡、電撃的進...

クリックひとつで戦闘準備完了。ハイテクは、戦争のスタイルを根本から変えた。技術開発はどこへ向かい、人類にどんな影響をもたらすのか。安全保障問題の専門家が、アメリカで開発が進む軍事ロボットに関して考察する...

無謀な命令、圧倒的な敵軍…。祖国を破局から救わんと、名将は再び装甲兵の頂点に立つ。ドイツ装甲部隊の創始者が、多数の図版や写真を用いながら、電撃戦の実相を綴る。１９７４年フジ出版社刊の再刊。

育てた、率いた、勝った！ 二度の世界大戦に参加したドイツ装甲部隊の創始者が、多数の図版や写真を用いながら、電撃戦の実相を綴る。１９７４年フジ出版社刊の再刊。

第二次世界大戦におけるナチスＳＳの軍装を当時の貴重な写真を用いて解明。ＳＳの歴史、組織、人物、戦歴、武装SSの全師団、全軍団の解説。階級別の軍装、外国人義勇部隊や警察部隊も紹介。オリジナル写真を数百点掲...

名著「戦争論」は、深い内容と解釈の多様性によって難解な書として定評があるが、原書の構成に従って、その真髄をわかりやすく解説したものであり、古典的名著を現代に生かす待望の入門書。また、最新の研究成果も「解...

中世から第二次世界大戦に至るまでのヨーロッパで起こった戦争を、テクニックだけではなく、社会・経済・技術等の発展との相関関係においても概観した名著。2009年に改訂された新版の本邦初訳。

冷戦下、大陸間ミサイルよりもはるかに優位な原水艦による核攻撃を可能にし、その海上における脅威を軍事的のみならず、外交上の切り札として効果的に利用した、ゴルシコフの“抑止”によるシーパワー理論の全容。〔「...

軍事思想は、指揮官・軍隊・兵器の相関関係において理解しなければならいという観点に立ち、近代西洋および中国の各時代の戦略思想を考察し、その変遷と系譜をたどる。人類史の重要な一部である軍事を理解するための格...

第一次大戦の惨禍の原因をナポレオン戦術を誤解した近代戦略思想に求めたケンブリジ大学講座「18世紀から20世紀に至る軍事思想の動向とその欧州史に与えた影響」に加筆、クラウゼヴィッツ、ジョミニ他を解読し戦略...