カントの批判哲学から、フィヒテ、シェリングをへてヘーゲルの哲学体系までドイツ観念論を平明に解説した、スタンダードな入門書。

数学者・哲学者として知られるライプニツ（1646～1716）の莫大な数の著書・論文のなかで重要な地位を占める「形而上学叙説」およびアルノーとの往復書簡とを収める。前者は19世紀になって公刊されたもので、...

第21回日本翻訳出版文化賞受賞　「西洋における言語研究の最高峰であり、すべての言語論や言語哲学を陰に陽に規定している古典的労作」とハイデガーをして絶賛させた大著。本邦初訳。 ※本書はオンデマン...

ドイツ観念論の巨峰にはさまれ不当な評価の運命にあったが、実存哲学の登場とともに新しい照明があてられた後期シェリングに重点をおき論述。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容について...

「人間の自己疎外」現象を初めて指摘し、現実的人間学を築いてマルクス思想の源泉となった、その生涯と思想の包括的究明。 ※本書はオンデマンドによる復刊となります。 内容についてはオリジナル本と変...

解釈学的研究の方法的立場に立つガダマーがドイツ観念論の最高峰にいどんだヘーゲル研究の古典。ガダマー自身の思想的彷徨を同時に示す興味深い所産。

今こそ全存在の未来を担う「責任という原理」へ。「希望」とは、確実な裏書きもなしに、現在が未来へ向け振り出した約束手形だ。そして「持続可能な開発」などの耳障りのいい決まり文句が示すように、人類はなお「希望...

「ある家族の没落」という副題が示すように，ドイツの一ブルジョア家庭の変遷を四代にわたって描く．単純で生への気迫に満ちた実業家の家庭が代を追うにつれ，芸術的，精神的なものに支配され，人々は繊細複雑になって...

「ある家族の没落」という副題が示すように，ドイツの一ブルジョア家庭の変遷を四代にわたって描く．単純で生への気迫に満ちた実業家の家庭が代を追うにつれ，芸術的，精神的なものに支配され，人々は繊細複雑になって...

「ある家族の没落」という副題が示すように，ドイツの一ブルジョア家庭の変遷を四代にわたって描く．単純で生への気迫に満ちた実業家の家庭が代を追うにつれ，芸術的，精神的なものに支配され，人々は繊細複雑になって...

ジンメルの死の前年（一九一七）に刊行された，彼の社会学上の最後の著作．内容という根から一切解放された，いわば形式そのもののための活動である「社交」がここに取りあげられ，文学的とも評されるジンメルの社会学...