春画の第２弾はカップルたちの組み合わせから絵を読み解く風俗大全。その種類は全100項目！ 女房と間夫、花魁と若旦那、船饅頭と客、殿様と腰元、医者と娘など、多彩に収録。

いわさきちひろの画業の変遷を、雑誌の表紙絵や絵雑誌の仕事から生まれた代表作の数々で紹介。 また女性としての生き方を伝える日常の写真を盛り込んだ、ちひろの世界がふくらむ一冊。

喜多川歌麿--。 その名は江戸の浮世絵師のうちにあってとりわけ傑出している。 「歌麿」という二文字は、浮世絵そのものを表す代名詞となっているといえるほど、彼が浮世絵界に与えたインパクトは大きい...

独特のユーモアでナンセンス絵本の新境地を開いた長新太。 「ちへいせんのみえるところ」「キャベツくん」などの代表作以外にも、秘蔵写真やスケッチ帖などの資料をふんだんに紹介！

江戸が生んだ世界最高のメディア芸術である浮世絵を、風俗・芸能・景観などから多様なジャンルに分けて、その中に描かれている情報を読み解きながら代表的な浮世絵師の名品約250点を鑑賞する。

時代の先端に立って活動していた寺山修司。寺山修司とはいったい「何者だったのか」、そして「何を考えていたのか」を読み解く。諸資料を多数掲載、その軌跡を辿る決定版。没後30年記念企画。

ひとびとの身体を襲う疾病や、他者からの侵襲・攻撃を「妖怪」の姿や活動に見出し、民俗学とジェンダー論の見地から解明！ 出産・育児の民俗学研究やグリーフケアなどの学際的考察を行ってきた著者がたどりついた集...

少女漫画史に燦然と輝く不朽の名作『日出処の天子』。 30年余の時を越えて読み継がれるこの作品の魅力を徹底紹介する。 舞台となった飛鳥や河内へのルポ、登場人物ゆかりの史跡・寺社のガイドのほか、著者・山...

宮中（皇室）で用いられた品々に施された意匠の数々は、日本のデザイン史において貴重な資料といえる。 近世から近代の工芸品を約150点掲載し、各作品の由来や文様を解説する。

「描く人」の豊かな創作の世界 堀内誠一の初期から晩年までの絵本作品の変遷を追うとともに、子供時代のスケッチやデッサン、世界中を旅して描いた絵画や挿絵の仕事など、「描く人」の創作の世界の魅力を探る。...

フリルやレースなど姫達の装いの秘史を辿る。花飾りや真珠、扇からわかる18～19世紀の楽しい項目別の服飾史。 宮廷画家たちが超絶技巧の限りを尽くして描いた凄さは圧巻。 見開きに拡大した西洋画の刺繍など...

多くのクリエーターたちに愛されているアメリカの絵本作家M・B・ゴフスタイン（1940-2017）。 インタビューや作品の数々、幼少期の思い出など、素顔を伝える貴重な一冊。

かつてあった大阪・松原屠場で働いていた職人たちが、熟達した技術で屠畜解体する場面を迫力あるモノクロ写真で撮影した貴重な記録。 文・鎌田慧。新版にあたって英文も併記。

「写真集」はいかに生み出されるのか？ R・フランク『THE AMERICANS』から森山大道『にっぽん劇場写真帖』まで、100冊の名作写真集を通して浮かび上がる、新しい写真史。

手塚治虫など有名漫画家たちが若き日に暮らしたアパート「トキワ荘」。 天井板まで忠実に建物を再現した「マンガミュージアム」の全貌と秘話を紹介する。

2014年に刊行された新装版全5巻、別巻2巻（本体12,621円～19,500円）の全7巻が普及版として登場！ 古代から現代にいたるまでの人と生きものの交流を、生物の名の由来、博物誌、発見史、絶滅記録...

2014年に刊行された新装版全5巻、別巻2巻（本体12,621円～19,500円）の全7巻が普及版として登場！ 古代から現代にいたるまでの人と生きものの交流を、生物の名の由来、博物誌、発見史、絶滅記録...

神秘思想、呪術、魔術… 知られざる精神の裏面史を豊富な図版とともに詳解。隠された思想の起源を解き明かした知の万華鏡遂に刊行！

北海道に先住してきたアイヌ民族の歴史を古代から現代までたどり、考古学・歴史学・民俗学・文芸史・生活史・芸術など多面的に、第一線の研究者の解説と豊富な資料で紹介する。

『スーホの白い馬』で知られ、日本人ではじめて国際アンデルセン賞を受賞した赤羽末吉。 50歳でデビューし、自由な筆致と緻密な設計で「こころ」を描いた作家の作品と生涯を紹介。