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  • 光学

    【著者】久保田広

    光学関連の書籍は山ほどありますが、実用面への配慮と、理論体系のエレガントさを兼ね備えた本はそれほどありません。
    同系統の書籍として
    (1)「光学の原理」Born & Wolf(東海大学出版会)
    (2)「応用光学」鶴田匡夫(培風館)
    (3)「光学の基礎」「導波光学」佐貝潤一(コロナ、共立)
    がありますが、(1)は基礎理論に重点を置いているため実用書としては使いにくく、(2)は幾何光学の収差の説明が万人向けでない、(3)はグラフなどの実例が少ない、などの一長一短があります。

    久保田広の「光学」「波動光学」は、基礎と実用のバランスが絶妙であり、とくに「光学」の収差や火線の説明は、内容的にそれなりに高度なことが視覚的に分かり易く整理されていて秀逸です。
    回折限界に近い結像性能と、コンピュータによる設計が当たり前になった昨今の光学設計の現場で、まさに本書のような本が必要だと感じます。

    「光学」「波動光学」とも、古書店では20000~25000円の値がついています。(2005/11/19)
  • 波動光学

    【著者】久保田広

    光学関連の書籍は山ほどありますが、実用面への配慮と、理論体系のエレガントさを兼ね備えた本はそれほどありません。
    同系統の書籍として
    (1)「光学の原理」Born & Wolf(東海大学出版会)
    (2)「応用光学」鶴田匡夫(培風館)
    (3)「光学の基礎」「導波光学」佐貝潤一(コロナ、共立)
    がありますが、(1)は基礎理論に重点を置いているため実用書としては使いにくく、(2)は幾何光学の収差の説明が万人向けでない、(3)はグラフなどの実例が少ない、などの一長一短があります。

    久保田広の「光学」「波動光学」は、基礎と実用のバランスが絶妙であり、とくに「光学」の収差や火線の説明は、内容的にそれなりに高度なことが視覚的に分かり易く整理されていて秀逸です。
    回折限界に近い結像性能と、コンピュータによる設計が当たり前になった昨今の光学設計の現場で、まさに本書のような本が必要だと感じます。

    「光学」「波動光学」とも、古書店では20000~25000円の値がついています。(2005/11/19)

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