うにさんのページ
レビュー
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酒と桜の民族(国鉄厚生事業協会弥生叢書11)
じつは復刊されてます。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569706282
『なぜ、日本人は桜の下で酒を飲みたくなるのか? 』
PHP新書。
原書をもとに最新の知見を反映させ加筆、修正をほどこしたものです。
現在品切れのようですが、中古は出回っていますし、再販の可能性もあります。
みなさま、こちらをどうぞ。(2011/07/06)
復刊リクエスト投票
ぞうのドミニク
【著者】ルドウィク・J・ケルン
お元気ですか?
【著者】西谷祥子
ふくやまけいこ大全集
【著者】ふくやまけいこ
赤々丸
【著者】内田美奈子
た。引っ越しの際にすべて古本屋に売り飛ばしてしまったのですが、シュールな
ギャグ、信じがたいキャラ設定、そして現代にこそ貴重な気高い理想など、ときど
き思い出していました。
2001年の夏、本郷の古本屋でよい状態でセットで売りに出ているのを見つけ、とっ
さに買い戻しました。10ン年ぶりに読んでみたら、あ~っ!やっぱりオモシレエ!
買い戻せてよかった! このヨロコビを世界中の皆様と共有したい。
奇しくも今年の春から猫谷君に性格までそっくりのネコが庭にメシ食いにくるし‥
ちなみに好きなセリフは「いいえあんこです」。(2004/09/03)
酒と桜の民族(国鉄厚生事業協会弥生叢書11)
【著者】西岡秀雄
しこれらの単語は発生以来その語彙やニュアンスをほとんど変えることなく数千年
にわたって伝承されてきた最古の日本語彙であり、記紀神話や皇国史観によって
ベールをかけられてしまったわれわれのルーツとふかくつながっている。
日本語学が資料不足を理由に投棄してしまった古代語彙と語源の解明に新たな光を
あてたはじめての論考。実証困難なテーマのため刊行時は賛否両論がおこったが、
国学由来の伝統的歴史学や国文学が解明できないテーマにたいして、民俗学と考古
学がその成果をはじめて示した貴重な原典資料。日本の春の一大イベント「花見」
をとおして我々のくらす稲作文化圏の原像を明らかにしようとするアプローチは学
問的価値もさることながら、日本のルーツにかかわる読み物としてもすばらしい。
当時中学生だった私はこの本を読んで「言語考古学」という進路を決めたのでし
た。(2004/09/03)