mpさんのページ 復刊リクエスト投票 岩波講座 現代物理学の基礎(第2版)全11巻 【著者】[監修]湯川秀樹 このシリーズの中で私が特に惹かれたのは以下の点です。・量子力学Iの江沢洋によるブラケットの説明、角運動量の導入ブラケットの解説はディラックの本の日本語訳とそっくり、もしくは波動関数の内積として導入するだけ、になりがちですが、この本は過度な数学的記述を避け、物理学に適切な解説になっていると思います。・物性IIの豊沢豊による励起子の説明後の本の励起子の記述の元となっている気がします。(2005/02/03) スピンはめぐる 成熟期の量子力学 【著者】朝永振一郎 大学3年の頃読んだときはちんぷんかんぷんでした。大学院で3年間物性物理をやった後、再び読んでみたところ、おもしろくておもしろくて。暖かい語り口で、スピンという概念が生まれて定式化される様が示されているのですが、現在の物性物理を理解するのに欠かせない概念の、一番大事なところが伝わってきます。是非復刊を希望致します。(2005/02/03)
復刊リクエスト投票
岩波講座 現代物理学の基礎(第2版)全11巻
【著者】[監修]湯川秀樹
・量子力学Iの江沢洋によるブラケットの説明、角運動量の導入
ブラケットの解説はディラックの本の日本語訳とそっくり、
もしくは波動関数の内積として導入するだけ、になりがち
ですが、この本は過度な数学的記述を避け、物理学に適切
な解説になっていると思います。
・物性IIの豊沢豊による励起子の説明
後の本の励起子の記述の元となっている気がします。(2005/02/03)
スピンはめぐる 成熟期の量子力学
【著者】朝永振一郎
大学院で3年間物性物理をやった後、
再び読んでみたところ、おもしろくておもしろくて。
暖かい語り口で、スピンという概念が生まれて定式化される様
が示されているのですが、
現在の物性物理を理解するのに欠かせない概念の、
一番大事なところが伝わってきます。
是非復刊を希望致します。(2005/02/03)