スピンはめぐる 成熟期の量子力学

スピンはめぐる 成熟期の量子力学

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得票数 91
著者 朝永振一郎
出版社 中央公論社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784120003974 9784622073697
登録日 2003/02/03
リクエストNo. 14598
リクエスト内容
朝永振一郎による不朽の名著、待望の新版。あのパウリによって「古典的記述不可能な二価性」とも表現され、マクロな物理現象とのアナロジーを拒んだ“スピン”の真髄に迫ろうとするとき、本書のアプローチに優るものは想像しがたい。
スピンの概念は紆余曲折の末に理論的に焦点を結び、相対論化され、量子力学の射程を大きく伸ばした。それは荷電スピンの概念につながり、人知が原子核の内側へ踏み込むことを可能にしたのである。
その過程で、「アクロバットのよう」なディラックの思考、つぎつぎと問題の鍵を見いだす「パウリの正攻法」、現象論的な類推から本質に辿り着く「ハイゼンベルク一流の類推法」など、さまざまな個性の頭脳が自然の謎と格闘する。本書はそんな「興奮の時代」と呼ばれた量子力学の成熟過程を、近体験する旅である。その道程の随所に、ディラックらの原論文を読みこんで、自身も歴史的な仕事を遺した朝永ならではの洞察が光っている。学術書でありながら、まさに珠玉と呼ぶにふさわしい。
すべての物理学生にとっての必読書である。新版には懇切な注釈が付され、より独習しやすくなった。旧版刊行から30年余を経たため、その間のスピン関連の進歩に関する解説も追加されている。江沢洋・注。
(Amazon商品ページより)

投票コメント (全91件)

量子力学が建設されていく様をあれだけ見事に記述した本は非常に少ないと思います。特に最近では何でも”入門書”が幅を利かせているような気がします。一般に天才物理学者と言われる人たちでも未知の世界の物理法則...

2007/08/27

退屈な日常に思いがけない感動と喜びを与えてくれた名著。 これが手元に置いておくことができないなんて、 あまりにも悲しい。 日本の知の遺産を守るという意味でも、 物理に興味がある人もない人も、 臆せ...

2006/10/14

とりあえず、英語の本を読むことにしました。但し、日本人である私が何故日本が生んだ至宝とも言うべき朝永先生の原著を英語で読まなければならないのか。悲しい限りです。文化的にも日本は米国の植民地になりつつあ...

2006/05/27

大学の教官が薦めていましたが,絶版となった今,残念ながら図書館以外ではお目に掛かれません.スピンをめぐって昔の天才物理学者たちがいかに苦心惨憺し,そして最終的な理論を確立していったかを,歴史に沿って説...

2005/05/21

大学3年の頃読んだときはちんぷんかんぷんでした。 大学院で3年間物性物理をやった後、 再び読んでみたところ、おもしろくておもしろくて。 暖かい語り口で、スピンという概念が生まれて定式化される様 が示...

2005/02/03

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新版 スピンはめぐる 成熟期の量子力学 5,060円 アマゾン

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2021/06/23
『新版 スピンはめぐる 成熟期の量子力学』(朝永振一郎)の注文を開始しました。
2008/05/29
復刊!朝永振一郎『スピンはめぐる 成熟期の量子力学』
2003/02/03
『スピンはめぐる 成熟期の量子力学』(朝永振一郎)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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