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  • 江戸時代の琴士物語

    【著者】岸辺成雄

    江戸時代はとかく三味線音楽や当道座の箏曲(生田流や山田流が代表格)の存在ばかりにスポットがあたりがちであるが、上流階級が古代中世から大切にしてきた芸能、音楽もさかんに行われた時代であった。唐よりきた七絃の琴(きん)のコトは、奈良平安の貴族、僧、学者達に好まれたが絶えていたものを室町時代以降再び明より移入、僧や知識人達に広く愛された。その流れは昭和初期まで続く(戦後より平成令和の世にも)音楽史だけでなく学問や思想、文人墨客の文化史の貴重な資料として。女性琴人や夫婦の琴人の章からは、江戸時代の女性の知識教養会得の状況をも知れるかと。(2020/02/28)

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