のんびり多摩川さんのページ 復刊リクエスト投票 北京三十五年 (上下巻) 【著者】山本市朗 最近の中国の歴史を、私たちはあまり知らない。ニュースで見るのは、改革開放後、急成長を遂げた中国経済の今の姿だけだ。 では、その前の中国は・・・?というと、文化大革命や、極端な革命的スローガンに代表されるマイナスイメージを、私たちは先入観として「何となく」感じている。私もその一人だった。 知人の薦めで本を借り、すんごく面白くて一気に読み終えた。そこにいるのは抽象的な「中国人」ではなく、醤油工場の張さんや問屋の劉さんといった、生き生きとした愛すべき町の人々。当時の中国政府自身も含めて、試行錯誤しながら、まさにあっちへいったりこっちへいったりしながら、建国期から改革開放へと歴史のバトンが手渡されてきた様子がわかる。 復刊を通して、仕事で中国に関わる人たちにも、広く読んでもらいたい。(2008/10/17)
復刊リクエスト投票
北京三十五年 (上下巻)
【著者】山本市朗
では、その前の中国は・・・?というと、文化大革命や、極端な革命的スローガンに代表されるマイナスイメージを、私たちは先入観として「何となく」感じている。私もその一人だった。
知人の薦めで本を借り、すんごく面白くて一気に読み終えた。そこにいるのは抽象的な「中国人」ではなく、醤油工場の張さんや問屋の劉さんといった、生き生きとした愛すべき町の人々。当時の中国政府自身も含めて、試行錯誤しながら、まさにあっちへいったりこっちへいったりしながら、建国期から改革開放へと歴史のバトンが手渡されてきた様子がわかる。
復刊を通して、仕事で中国に関わる人たちにも、広く読んでもらいたい。(2008/10/17)