クローバーさんのページ 復刊リクエスト投票 ナーヴァスなあの娘 【著者】伊東愛子 ナーバスなあの娘 レイ礼(?怜?玲?)が、「ママ、クラッカー何枚召し上がる?」と聞く,まだ幼かった彼女が子供用のバスソルトを入れてあるお湯は抜いておくように、ママとパパは違う匂いで入りますからねと言われるシーン。弟レイがほうろくを求めて胡麻を炒るとか、若いイケてる編集者のおばさんが、懐石ってまさに人と会うための料理よね、と思ったり、おばさんの元カレの短い結婚期間で、段取り悪い元文学少女の奥さんが暖かい天ぷらを彼には食べさせるのだけど、自分は揚げるだけで一緒には食べなかったり、弾が、トマトとブランデーで、ブラッディマリーができんじゃんと呟いたり、どのシーンもすごく覚えてるのですよ。おしゃれで時代を映す作品でした。だけど単行本化してくれないし、せめて未完の結末を見たい、長年の空白を埋めようと、伝家の宝刀、国会図書館まで、行って読みました。 未完でいいんです。 単行本化してください。(2024/12/15)
復刊リクエスト投票
ナーヴァスなあの娘
【著者】伊東愛子
レイ礼(?怜?玲?)が、「ママ、クラッカー何枚召し上がる?」と聞く,まだ幼かった彼女が子供用のバスソルトを入れてあるお湯は抜いておくように、ママとパパは違う匂いで入りますからねと言われるシーン。弟レイがほうろくを求めて胡麻を炒るとか、若いイケてる編集者のおばさんが、懐石ってまさに人と会うための料理よね、と思ったり、おばさんの元カレの短い結婚期間で、段取り悪い元文学少女の奥さんが暖かい天ぷらを彼には食べさせるのだけど、自分は揚げるだけで一緒には食べなかったり、弾が、トマトとブランデーで、ブラッディマリーができんじゃんと呟いたり、どのシーンもすごく覚えてるのですよ。おしゃれで時代を映す作品でした。だけど単行本化してくれないし、せめて未完の結末を見たい、長年の空白を埋めようと、伝家の宝刀、国会図書館まで、行って読みました。
未完でいいんです。
単行本化してください。(2024/12/15)