itchyさんのページ レビュー SF怪獣群像の逆襲 補強板ブームか? 前著を持っている身として、どれだけ内容の追記があるのかと期待したが、ぱっと見の印象は変わらず。 しかしあとがきによるとざっと30ページは変わったそうだ。 最も目立つのはマリンコングのくだりだろうか。 もともと良著だったので、それがさらによくなったと言う印象は申し訳ないけど薄い。劇的にインパクトのある図版が増えたという感じがしないため。 それだけ前著のセレクトした図版のインパクトが強かったと。 一般書籍で似たようなムックが出ているが、同人誌のこっちの方が版が大きいので引用された図版が見やすいので、そういった意味ではオススメできる。(2021/06/06) 特撮と怪獣 わが造形美術 増補改訂版 成田亨 増補改訂版とは? 名著であることはゆるぎないが、既発の本を持っている身としては間違い探しのような二冊目を買う意味は無かった。 巻末に誤記やその後事実関係が変わったものは改訂した旨書かれているが、正直前著の内容を事細かに覚えているわけでもないから、どこが変わったのかわからない。 成田亨氏は亡くなられて久しいので、新しい記述は難しいとは思ったが、なにかしら未発表のメモなどが掲載されるのでは?と期待してしまったため、そのがっかり感が大きくなってしまった。 これはあくまで「増補改訂版」に対しての感想で、本自体の感想ではないことはご理解いただきたい。(2021/06/06) 【バーゲンブック】ACE IN THE GUNDAM 大橋俊哉 誤植がひどい MSVの06R2、ギャビー・ハザードの記述がロバート・ギリアムのものと全く同じなのが最大の誤植で、おそらくⅡが写植できなかったのか、それがらみの誤植が目立つ。 一応、ユニコーンまで網羅されているため、MSVのカードゲームで追加されたらしいパイロット画稿がGガンダムみたいで世界観ぶちこわしなのも閉口でした。 おまけになぜか表紙は0083。 復刻される前のタイミングがちょうどこの時期だったのかと思うも、ユニコーンもあるし。ワケがわからない一冊。(2018/11/26) 宇宙戦艦ヤマト 《冒険王 オリジナル》 復刻決定版 松本零士 総集編マンガ 宇宙戦艦ヤマトブーム当時、本屋に行ってコミックを買うとキャラの画が全然違う「ひおあきら」版しかしらなくて、松本零士版コミックを読むのは初めてでした。 放送当時に同時進行だったのかもしれませんが、いかんせんダイジェスト感が否めず、戦闘シーンはほぼ皆無。 登場キャラクターもまるで少なくて、ドメルは名前しか出ません。 松本零士版コミックのキモとなる古代守のハーロックは単行本時に収録されたようで、縮小原稿のみの扱い。読めるとかそういう次元じゃないです。 巻末の資料集がよかった以外に正直損した気分です。 なぞの戦艦群コピペのカラー画稿の永遠のジュラは説明もなく、なにがなんだかわかりません。ちっさく大ヤマトもいるし。(2018/02/04)
レビュー
SF怪獣群像の逆襲
補強板ブームか?
前著を持っている身として、どれだけ内容の追記があるのかと期待したが、ぱっと見の印象は変わらず。
しかしあとがきによるとざっと30ページは変わったそうだ。
最も目立つのはマリンコングのくだりだろうか。
もともと良著だったので、それがさらによくなったと言う印象は申し訳ないけど薄い。劇的にインパクトのある図版が増えたという感じがしないため。
それだけ前著のセレクトした図版のインパクトが強かったと。
一般書籍で似たようなムックが出ているが、同人誌のこっちの方が版が大きいので引用された図版が見やすいので、そういった意味ではオススメできる。(2021/06/06)
特撮と怪獣 わが造形美術 増補改訂版
成田亨
増補改訂版とは?
名著であることはゆるぎないが、既発の本を持っている身としては間違い探しのような二冊目を買う意味は無かった。
巻末に誤記やその後事実関係が変わったものは改訂した旨書かれているが、正直前著の内容を事細かに覚えているわけでもないから、どこが変わったのかわからない。
成田亨氏は亡くなられて久しいので、新しい記述は難しいとは思ったが、なにかしら未発表のメモなどが掲載されるのでは?と期待してしまったため、そのがっかり感が大きくなってしまった。
これはあくまで「増補改訂版」に対しての感想で、本自体の感想ではないことはご理解いただきたい。(2021/06/06)
【バーゲンブック】ACE IN THE GUNDAM
大橋俊哉
誤植がひどい
MSVの06R2、ギャビー・ハザードの記述がロバート・ギリアムのものと全く同じなのが最大の誤植で、おそらくⅡが写植できなかったのか、それがらみの誤植が目立つ。
一応、ユニコーンまで網羅されているため、MSVのカードゲームで追加されたらしいパイロット画稿がGガンダムみたいで世界観ぶちこわしなのも閉口でした。
おまけになぜか表紙は0083。
復刻される前のタイミングがちょうどこの時期だったのかと思うも、ユニコーンもあるし。ワケがわからない一冊。(2018/11/26)
宇宙戦艦ヤマト 《冒険王 オリジナル》 復刻決定版
松本零士
総集編マンガ
宇宙戦艦ヤマトブーム当時、本屋に行ってコミックを買うとキャラの画が全然違う「ひおあきら」版しかしらなくて、松本零士版コミックを読むのは初めてでした。
放送当時に同時進行だったのかもしれませんが、いかんせんダイジェスト感が否めず、戦闘シーンはほぼ皆無。
登場キャラクターもまるで少なくて、ドメルは名前しか出ません。
松本零士版コミックのキモとなる古代守のハーロックは単行本時に収録されたようで、縮小原稿のみの扱い。読めるとかそういう次元じゃないです。
巻末の資料集がよかった以外に正直損した気分です。
なぞの戦艦群コピペのカラー画稿の永遠のジュラは説明もなく、なにがなんだかわかりません。ちっさく大ヤマトもいるし。(2018/02/04)