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  • 自信のつく物理I

    【著者】服部嗣雄 他

    欧米の大学の教科書のように丁寧なつくりである。1983年1月刊であるが、現在でも物理の学習に十分通用すると考えられる。
    最初に丁寧な解説があり、次に段階的に難度の上がる練習問題が続き、難関大学の過去問題や創作問題が例題として登場し、その後に難度別の演習問題が続くという念の入れようであった。同書は問題内容の構成が豊富であるので学習計画や活用法を自分で組み立て易い特徴がある。
    全体をこなす時間がなければ、例題だけを解けば、服部氏の著名な著書である「難問題の系統とその解き方 物理I・II」とほぼ同等の学習が可能である。小生は高校3年の秋頃までに「難問題の・・・」を終えていたので、「自信のつく物理Ⅰ」購入から2次試験までの間に例題だけを解いて勉強した。例題の難度は非常に高く、高等学校の指導要領をやや超えるような東京大学の2次試験の問題などが採用されていた。服部先生の個人サイトを立ち上げたのでご覧頂ければ幸いです。同書は国立国会図書館に蔵書があります。http://www7b.biglobe.ne.jp/~jackriver2009/hattori.htm(2009/04/25)

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