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著者 | 佐竹申伍 |
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出版社 | 春陽堂書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784394123095 9784394123101 |
登録日 | 2002/05/03 |
リクエストNo. | 9591 |
リクエスト内容
慶長八年六月のころ、相州厚木から江戸へ向かう街道を二人連れの浪人者が歩いていた。二十三、四歳に見えるほうが宮本武蔵であり、十七、八歳に見えるほうがその弟子の向坂陣太郎であった。二人は荏原郡世田ガ谷本宿で木賃宿に泊まったが、陣太郎は人相の悪い男から女を買わぬかと誘われた。大切な父の形身の刀を女の代わりに、鳶沢甚内という悪い奴に騙し取られた陣太郎を、甚内とその仲間が取り囲んだ。牡丹屋敷のお姫さま由香里がそんな陣太郎を救ってくれた。当時、江戸は家康が首府と決したため大変貌を遂げていた。道三河岸銭瓶橋の風呂屋に現れた坊主頭の豪傑は、ひょっと斎利太と名乗る前田慶次郎であった。豪傑連がまき起こす波瀾に満ちた物語。
投票コメント
全16件
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私は前田慶次郎のファンになったばかりです。しかし、残念なことに前田慶次郎は非常に魅力的な人物であるにもかかわらず、この武将を主として書いた本はそれほど多く出版されていません。前田慶次郎を描いた小説では、隆慶一郎氏の「一夢庵風流記」が有名ですが、「妖説魔性の剣」は前田慶次郎を描いた長編小説の傑作であると聞いたことがあります。「一夢庵風流記」とはまた違った前田慶次郎の姿が見られるのではないかと期待しています。 (2005/09/25)GOOD!1
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ただただいい本が読みたい!!だけなのです。 (2005/06/15)GOOD!0
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本気で時代・歴史小説を書きたいと思ってます。 (2004/02/11)GOOD!0
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未読なので、読んでみたいです。 (2004/02/11)GOOD!0
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内容が面白そうだし、前田慶次郎ファンだから。 (2003/11/26)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2002/05/03
『妖説魔性の剣 (上・下巻)』(佐竹申伍)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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xiaoxiao