16 票
著者 | 大前 治 |
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出版社 | 合同出版 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784772612821 |
登録日 | 2020/12/18 |
リクエストNo. | 70502 |
リクエスト内容
第2次大戦中、日本政府は「空襲は怖くない」という安全神話と、「逃げずに火を消せ!」という防空法によって、空襲被害を拡大させた。その実情を、当時のポスターや新聞記事、さらには玩具や映画なども図示しながら解説する良書です。
掲載された図版は200点以上(カラー版あり)。「怖くない戦争」が日常生活に入り込んでくる戦時中の空気を体感できる書籍です。
投票コメント
全16件
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戦争の体験や記憶を語るのではなく、「国民が知らなかったこと、知らされなかったこと」を掘り起こし、「普通の市民が、どのように戦争に引きずり込まれたのか」を体感できる書籍です。GOOD!4
戦時中の映画・ポスター・新聞記事などが多数紹介され、日常生活に「怖くない戦争」が入り込んできた様子が分かります。そして、気付いたときには戦争から逃げることができなくなったことも実感できます。その当時の空気をリアルに感じ取り、現代への警鐘をならす良書です。
引き続き、多くの方に読んでほしいです。 (2020/12/20) -
多くの方に読んでほしい本。戦争体験というよりも、「戦争の怖さを知らないままに、意気揚々として戦争へ突き進んだ時代」と、それが招いた悲惨な結末を体感できる本です。GOOD!4
ビジュアルな画像と資料が豊富で、飽きずに読み進めます。
アマゾンで中古品が高額出品されています。需要はあるはずです。 (2020/12/18) -
なぜ人々は空襲が予測される大都市から逃げなかったのか。あの猛火のなかで、どのような惨状に追い込まれたのか・・・。日常生活の流れのなかに、知らず知らずのうちに「戦争を怖がらない気持ち」と「戦争への心構え」が入り込んできたリアルな状況を知ることができる書籍です。GOOD!4
戦争は突然にやってきたのではない。いま生きる私たちにも、大きな教訓を与えてくれる書籍だと思います。 (2020/12/18) -
今だからこそあの時代をふりかえってみたい (2020/12/19)GOOD!3
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あまり知ることのできない、国内における戦時下での体験をまとめられていると聞きましたい。一般市民はどのように過ごしていたのか、特殊な状況下ではどのような心理状況に置かれるのか、ぜひ後世に伝えて欲しいと願います。 (2021/01/07)GOOD!2
読後レビュー
NEWS
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2021/01/23
『「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」』が10票に到達しました。 -
2020/12/18
『「逃げるな、火を消せ!」戦時下トンデモ「防空法」』(大前 治)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ケンスケ