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著者 | 大堀淳、ジャックガリグ、西村進 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000050067 |
登録日 | 2019/04/03 |
リクエストNo. | 68180 |
リクエスト内容
日本語で書かれた数少ないコンピュータサイエンスの教科書の一つです。
特に、現在のプログラミング言語の基礎理論であるラムダ計算や、プログラミング言語の意味論を丁寧に解説してあります。
この本以外で上記の情報を探すと、英語の本や論文しか見つからないのが実情です。
以下はブックレビュー社の解説引用です。
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コンピューターが動作する基本原理を,アルゴリズム編とプログラミング言語編の2部構成で教える教科書
パソコンなどのディジタル・コンピューターがどういう仕掛けで動いているかを,研究・開発者の"卵"向けに書き下した教科書。京都大学数理解析研究所の教官グループが専門学科の学生ばかりでなく,非専門学科の文化系の学生でも理解できるように数理科学の1つであるコンピューター・サイエンスを解説した入門書。新進の学生に,基礎からじっくり説明する。
本書は2部構成で,前半の「アルゴリズム」編では,問題解決の具体的な手順であるアルゴリズムとは何かをその性質から定義し,プログラムの中でのアルゴリズムの持つ重要さを学ぶ。さらに,計算速度の向上に果たすアルゴリズムの根本的な改善を教える。具体的な計算に用いる各アルゴリズムを分かりやすく説明している。
後半の「プログラミング言語」編は,基本原理や言語の役割,構造を解説する。膨大なプログラムからなるソフトウエアが高い信頼性を誇るには,プログラミング言語の諸機能の相互関係が整合性がとれていて,意味が厳密で,系統的な実装方式が確立していることなどが求められることを説明する。 (ブックレビュー社)
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投票コメント
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数少ない日本語で書かれたコンピュータサイエンスの教科書の一つです。GOOD!1
現在のプログラミング言語に幅広く使われている基礎理論であるラムダ計算や形式的意味論を丁寧に解説しています。
上記内容を学習したい人にとって貴重な一冊です。
他に同情報が書かれたものを探すと、英語で書かれた教科書や論文しかでてこないのが現状です。
この本自体もAmazonでプレミアム価格となってしまっています。
学習希望者のために、ぜひとも貴重な一冊の復刊をよろしくお願いいたします。 (2019/04/03)
読後レビュー
NEWS
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2019/04/03
『コンピュータサイエンス入門〈1〉アルゴリズムとプログラミング言語』(大堀淳、ジャックガリグ、西村進)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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