灰色の地平線のかなたに

灰色の地平線のかなたに

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著者 ルータ・セペティス 野沢佳織訳
出版社 岩波書店
ジャンル 児童書・絵本
ISBNコード 9784001156515
登録日 2019/01/06
リクエストNo. 67844
リクエスト内容
ヤングアダルトに分類されていますが、大人にも十二分に読み応えのある本です。

1941年6月。 15歳のリナは家族と共にソ連の秘密警察に逮捕されます。当時リトアニアはソ連の占領下。スターリンはリトアニアの知識人をシベリアへ強制追放していました。

劣悪な移送列車の中で衰弱死する子ども。正気を失い銃殺される女性。惨劇を目の当たりにしながらリナが辿り着いた先はアルタイ強制収容所。過酷な労働と飢えに呻吟しながら、リナは、生き別れになった父に託すため絵を描き続けます。つらい日々の中、優しい少年との間に恋が芽生え、生きる支えとなります。しかし、リナを待ち受けていたのは、さらに過酷な運命でした。

リトアニアから亡命した元軍人を父に持つ作者が、丹念な取材と調査を重ねて世に出したリトアニアの悲劇です。弾圧を受けながら、リトアニアの人々は、いつか真実を世に伝えようと手紙、手記、絵を書きためて地中に埋めたのでした。少女リナが書いた手紙と絵も、後年発見されます。リトアニアの歴史の一端を知ることができる名作です。

投票コメント (全2件)

シベリアへ抑留されたリトアニアのひとびとがその時をどう生きたのか、その後はどうなったのか、私はこの本で初めて知ることができました。凍てつく海のむこうにとあわせてぜひこれからの世代に読んで欲しい本です。...

2022/10/05

リトアニアの過酷な歴史と人間の強さを描いた名作です。2019年1月時点で重刷未定。このまま忘れ去られるのはあまりに惜しく、是非復刊して頂きたいです。

2019/01/06

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ニュース

2019/01/06
『灰色の地平線のかなたに』(ルータ・セペティス 野沢佳織訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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