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著者 | 山脇道子 |
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出版社 | 新潮社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784104042012 |
登録日 | 2018/03/19 |
リクエストNo. | 66597 |
リクエスト内容
茶の湯の世界に生まれた二十歳の日本人女性が太平洋と大西洋を渡航してモダンデザインの源流をなす造形大学バウハウスに入学。カンディンスキーやアルバースから親身な指導を受け、クレーの前で日舞を踊り、ミース・ファン・デル・ローエとすき焼きパーティー…。黄金のモダニズム期を痛快に生きた「おしゃまな」モダンガールの回顧録。
投票コメント
全4件
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バウハウスに興味を持ってベルリンにある記念館も訪ねたことがあるにもかかわらず、高橋源一郎さんの書評を読むまで本書の存在を知らなかった。しかし知った時にはすでに、出版社のHPで検索してもヒットせず、古本も1万円前後に。GOOD!2
明治生まれの日本女性が、たった14年しか存在していない、にもかかわらずモダン・アートに強い影響力を残した伝説的な造形大学バウハウスに留学した回顧録。それだけでも後世に残す意味がある。 (2018/03/19) -
近くの図書館で借りてみました。山脇道子さんの事は、いくつかのバウハウス展で知っていましたが、この聞き書きは興味深く、一気に読みました。GOOD!1
1910年(明治43)生まれ、美術にも興味がなく、ドイツ語もできない女性が、たまたま留学して、織物を本格的に始める、そして帰国後、戦後も活動している感動的な記録と思います。
古書サイトにもありますが、15000円から20000円以上しており、手に取って確かめたいところですが、復刊できたらうれしいです。 (2023/03/12) -
バウハウスに籍を置いた日本人の貴重な記録です。こういう記録を後世に伝えるべきだと思います。 (2020/09/23)GOOD!0
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良い本で大切んしていたのになくしてしまいました。最近とても人気なんですね。また読もうと思ったのに。残念です。 (2020/07/17)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2018/03/19
『バウハウスと茶の湯』(山脇道子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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wolfmoon