最近はレトロゲーム系の書籍が色々と発刊されて嬉しい限りではありますが、この書籍はファミコン芸人フジタさんが関わっているという時点で購入意欲が大幅に下がってしまいました。
ゲームを多く所有しているというだけで、その保存方法には愛がまったく感じられません。
博物館のように綺麗に整理しろとまでは言いませんが、ただ繁雑に積み上げている様を見ると、本当にゲーム愛があるのかと疑ってしまいます。
そのような人を前面に押し出している時点でこの書籍の志はどうなのかと疑問に思いました。
内容についても、ファミコンソフト完全リストからディスクシステムソフトを除いていたり、ザッと見た限りでも所々に誤情報が見受けられます。（例：P.61　ロットロットのファミコン版をアイレムが発売と説明している。アイレムはアーケード版。ファミコン版は徳間書店。）
古いゲーム等の資料本になりえるものは、情報の正確性は必須だと思います。
ファミコン芸人フジタさんを信頼できる方は買い、信頼できない方は買わない方が良いと思います。