ウィリアム・ペン : 民主主義の先駆者

ウィリアム・ペン : 民主主義の先駆者

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著者 ヴァイニング夫人 著 ; 高橋たね 訳
出版社 岩波書店
ジャンル 文芸書
登録日 2016/02/24
リクエストNo. 63137
リクエスト内容
岩波新書  1950年 刊

ヴァイニング夫人は、敗戦後、明仁皇太子殿下の教育係として来日されました。夫人は『皇太子の窓』で次のように述べている。

「私が日本に着いて間もない頃、松平宮内庁長官が私に言われたことがある。--“私たちがあなたにお願いしたいのは、皇太子殿下のために、今までよりももっと広い世界の見える窓を開いていただきたいということです”そのとき、私は、英語という手段を通じて、殿下に西欧世界の理想を示し、日本が軍国主義的独裁政治に対する大きな幻滅の反動から、いま慌てふためいて熱心に信奉し始めたあの民主主義なるものの精髄を、殿下がご理解になる一助ともなれば幸いだと思ったのであった。  ・・・・・              
皇太子殿下のためばかりではなく、私にいろいろたずねる人々のためにも、民主主義の本質についての私自身の考えを明らかにしておくべき必要を感じたのは、それよりずっと以前のことである。民主主義の第一要件は、個人の価値と尊厳に対する尊敬の念でなければならぬと私は思った。第二の要件は、ウィリアム・ペン(17世紀・ペンシルヴェニア州の建設者)が上手に表現しているーー“政治は、その下にある人民が自由に参加し得るものであり、そこでは法律が支配するが、人民はまたそれらの法律にも関与する者なのである”」

ウィリアム・ペンと言えば、アメリカのペンシルバニア州の設立者として著名ですが、初期クエーカー教徒の1人として、信仰の自由を求めて闘った人としても知られています。この書物は、2部構成の前半で父の死に至るまでの若きペンの歩み、後半で歴史にその名を残した彼の偉業、そしてその死に至るまでの歩みを描いています。

投票コメント (全1件)

明仁天皇陛下は、最近になって「満州事変以降の日本の歴史に学ぶこと」の大切さなど、平和に対する自らの思いを率直に述べられております。この明仁陛下に民主主義と平和主義の尊さを教えたのが、クエーカー教徒のエ...

2016/02/24

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2016/02/24
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