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著者 | 青木ヒサ |
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出版社 | 前田書房 |
ジャンル | 文芸書 |
登録日 | 2014/06/26 |
リクエストNo. | 60329 |
リクエスト内容
昭和19年2月初版発行(1万5千部)定価1円40銭
第二次大戦中に日米間で実施された交換船乗客の手記。
こういった戦時下で敵国人となった人との間の交流(交換)に関する資料は、かなり珍しく、また、余り知られていない。
俘虜郵便(日本軍の捕虜となった米兵宛に日本赤十字とアメリカ赤十字が協力して通信の自由を保障していたが、例えば日本の俘虜収容所から米本土宛の郵便物や、逆に米本土から日本の俘虜収容所宛の郵便物等も、こういった船が使われたようである。ちなみに、連合軍に抑留された民間の日本人が、戦時中にオーストラリアの収容所から日本宛に出した郵便物等も存在するが、やはりこういった船が利用されている様である)
投票コメント
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祖父が帝亞丸に乗船していて戦死しました。この本は現在国会図書館にしかないようですが、閲覧不可となっています。また、帝亞丸沈没時の情報が乏しく、遺族である私の母も詳しい状況は伝えられなかったそうです。母も90歳になり残りの人生もそう長くはないと思われます。少しでも母の父親の死の状況を示す情報と資料を入手したいと思っています。そのときに沈んだ船は帝亞丸ばかりではありませんが、多くの方が亡くなられたこと、そして当時の状況の情報が極めて少ないことは事実で、当時の状況を知りたいと思っている人は案外多いかもしれず、また、高齢になってきていてあまり時間がないこと、こういった本があったことも知らずにいる人も多いであろうことを考えると、なるべく早期の復刊をお願いしたいと思っております。 (2016/12/24)GOOD!1
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当時の出版事情から「米鬼」等と書かれているが、実際は在米の日本人知識人であるわけだから、本当はどう思っていたのだろうか? (2014/06/26)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2014/06/26
『第二次・交換船 帝亜丸の報告』(青木ヒサ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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lalcat1102