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銃剣術指導必携




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著者 陸軍戸山学校編
出版社 一二三館
ジャンル 専門書
登録日 2014/06/23
リクエストNo. 60309

リクエスト内容

戦時中の風景で最も印象深いものの一ツに、大戦末期の竹槍訓練があるが、写真は残っていても、肝心の竹槍について解説した本は、実は僅かである。

当書の第二十七章に、「戰場ニ於テ著劍銃ニ代用スベキ刺突用具」の解説があり、筆頭に竹槍が挙げられている。
これによれば「長サ約二米、中徑約三糎ヲ有スル三年以上の青竹ノ肉厚キ部分ヲ利用シ先端ヲ鋭ク削リ油(種油)ヲ塗リテ火ニ焙リ竹ノ質ヲ硬クス」とある。
竹槍の効果としては「部厚キ綿服ニ對シテハ刺貫困難ナルモ其ノ他ノ部分ニ對シテハ殺傷効力充分ナリ」と書かれている。

ちなみに竹槍訓練とは「竹槍は君國の爲め外敵防衞に使用するもので、之に依り心身を鍛錬し、膽力氣力を充實し、必勝の信念を養ふを目的とする」ものだそうだ。
尚、竹槍の構造は「長さ一米七〇乃至二米、太さ直徑約四糎の強靭なる竹を用ひ、石突に節を殘し、先端を約二十度位に斜に割り、火に焙つて狐色になつた時、植物性油を塗れば一層強靭且つ使用上都合がよい」と、戦時中の解説書にある。

米国が原爆を開発していると云うのに、竹槍とは、やはり勝ち目は無いと云う事であろうか。

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NEWS

  • 2014/06/23
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